テレビ画面が汚れていると感じながらも、何もせずそのまま使い続けていませんか。

画面が汚れていると画質が悪く見えたり、映像がぼやけたり、色が薄く見えたりといったトラブルが生じます。

「汚れているなら拭けばいい」と思うかもしれませんが、使う道具や拭き方によっては画面を傷付けてしまうことも。

エクスプライス株式会社が運営する通販サイト『XPRICE』では、テレビ画面の掃除方法を紹介しています。

テレビ画面は想像以上に汚れている

テレビ画面の汚れは、テレビを観ている時よりも、テレビを消した時のほうが分かります。

部分的に白くなっている、水滴の跡のようなものが付いている、角度を変えてみると光って見える、などの場合は、『何らかの汚れがベッタリ付いている』と判断しましょう。

テレビに付く主な汚れは次の5つです。

汚れの種類汚れの見え方埃やハウスダスト白くて細かい粉が付く
糸状のものがくっ付くペットの毛犬や猫などの抜け毛が画面にくっ付く手あかや指紋、油汚れ白いモヤのようなものが付く
テレビをつけるとぼやけたように見える
ギラつく消臭スプレーなど水滴のような跡が付くタバコのヤニ画面全体がくすんで見える
雑巾などで拭くと雑巾が茶色くなる

手あかとタバコのヤニは、こびり付くと簡単には落とせません。本来の美しい映像を楽しむためにも、『気付いた時に掃除する』ようにしましょう。

掃除の手順

テレビ画面の掃除には注意点がある! 企業が教える掃除の手順に「納得」
テレビの液晶画面にハンディモップをかける様子

※写真はイメージ

まずテレビの電源を切り、電源プラグを抜いてしばらく待ちます。

電源を切ることで汚れが見やすくなり、画面に帯びた静電気が落ち着いてホコリなども落ちやすくなります。


XPRICE ーより引用

待っている間に掃除道具を用意しましょう。

・クリーニングクロスやマイクロファイバークロス

・除電ブラシ

・液晶クリーナー

除電ブラシで画面全体を軽くなで、埃やハウスダスト、ペットの毛などを取り除きます。

手あかや指紋は拭き掃除でなければ落とせません。埃が付いたまま拭くと画面に傷が付いてしまうので、どのような汚れであっても埃取りから始めましょう。

埃を取り除いたら、クリーニングクロスやマイクロファイバークロスで画面を拭いていきます。この時のポイントは『優しく丁寧に、同じ方向に拭く』です。

乾拭きで落ちない場合は、クリーニングクロスやマイクロファイバークロスを水でぬらし、固く絞ってから『汚れのある部分だけ』を拭きましょう。

水が落ちてテレビ本体に入りこむとテレビが故障する原因になるので、水拭きをする場合は必ず固く絞り、無駄な水分が画面に付かないようにしましょう。


XPRICE ーより引用

水拭きが終わったら、乾いたクロスで水滴をしっかりと拭き取ります。

手あかや指紋などの皮脂汚れ、飲食物による油汚れ、タバコのヤニ汚れが付いている場合は、市販の『液晶クリーナー』で仕上げ拭きをしましょう。

液晶クリーナーは、ホームセンターや文具を扱う雑貨店、100円ショップで購入できます。

テレビ画面の掃除では、画面を傷付けないこと、水を内部に入れないことが何よりも大切です。

ティッシュやアルコール入りのウェットティッシュ、ガラスクリーナーは液晶を傷付けたり、変色させたりする恐れがあるので、使わないようにしてください。

テレビ画面は非常にデリケートです。本記事で紹介した方法を参考に、丁寧に掃除を進めてくださいね。

[文・構成/grape編集部]

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