落ち着いた空間で、ゆっくりと本が読める図書館。環境を保つためにも、静かにするのがマナーです。
そのため、館内では「お静かに」といった貼り紙を見かけることがあるでしょう。
図書館で見つけた貼り紙が…?
起業家の、やまだくにあき(@kun1aki)さんは、あるフリースクールの図書館で、素敵な貼り紙を見つけたとして、SNSに投稿しました。
その図書館では、ある人物に限り走ることが許されているようで…。

「図書館で 走っていいのは メロスだけ」
『メロス』とは、作家の太宰治が書いた短編小説『走れメロス』に登場する主人公のこと。
メロスは、人間不信の王に捕らわれた親友のセリヌンティウスを救うために、妹の結婚式を祝った後、困難にあいつつも、走って親友を助けに行く…というストーリーです。
フリースクールに貼られていたのは、「図書館で走ってはいけません」という注意書きを、『走れメロス』にかけて伝える、シャレの利いた貼り紙だったのでした…!
ユーモアを交えた注意書きに、多くの人がクスッとしたようです。
・思わず、「ぷっ」と吹き出してしまいました!
・メロスは、図書館に寄っている場合じゃないと思うけどな…。
・ちゃんと『五・七・五』になっている!座布団2枚!
・天才の仕業だ…。こういう文章を、さらっと作れる人になりたい。
ちなみに、投稿者さんによると、この貼り紙があったのは、岡山県岡山市北区にある『無花果もえぎ フリースクール』とのこと。
なお、同スクールではTikTokを運用しています。
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[文・構成/grape編集部]