2025年5月22日、アーティストのGACKTさんがXを更新し、学生時代の恐怖体験をつづりました。
GACKTさんは、マンションから子供が投げた泥団子が後頭部にあたり、ケガをした男性のニュースを引用し、似たような経験を明かします。
学生時代に校内を歩いていたところ、空からあるものが降ってきたとか。命を奪いかねない出来事に、GACKTさんは…。
学生時代の話だ。
家に帰ろうと校舎の横を歩いていたら、いきなり空から机が降ってきた。
ボクの50センチ横でへしゃげた机を見て何が起こったのかわからなかった。見上げると三階の窓に敵対していた一学年上のヤツがニヤニヤこっちを見て「おしい!」と言った。
中に戻ってソイツをボコボコにして終わったが、あと数センチずれていたらボクもソイツの人生もそれで終わったかもしれない。
ガキってのは思っている以上に残酷で無謀だ。後先考えてないのではなく、どうなってもいいと思ってるヤツが多い。
@GACKT ーより引用
GACKTさんが歩いていたすぐ近くに、机が空から降ってきたというのです。机は、衝撃で変形していたといいます。
犯人は、1学年上の生徒でした。
GACKTさんに当たらなかったことに、犯人は「惜しい」といっていたとか。
もし、GACKTさんに当たっていたら、軽いケガでは済まなかったことでしょう。命を奪いかねない、危険な行為です。
GACKTさんは「数㎝ずれていたら、僕も犯人の人生もそれで終わっていたかもしれない」と振り返ります。
この事件を経験してから、GACKTさんは、よくいう言葉があるそうです。
それ以降、ボクが仲間によく言う言葉だ。
「うつむいて歩くな。死ぬぞ?」地球には重力があり、モノは上から降ってくる。それが意図的に降ってくるものもあれば、何かの弾みで落ちるてくるものもある。
もちろん、滅多に起こることじゃない。だからこそ、それが起きた時に死ぬ確率が高い。
うつむいていると気が滅入るし、綺麗な空にも気付けないだろ?
しっかり顔をあげて歩け。
これは精神的にも危機管理的にも絶対に必要なことだ。
@GACKT ーより引用
精神的にも、安全のためにも、「うつむいて歩くな。しっかり顔を上げて歩け」というようになったGACKTさん。
いつどこで、何が起こるか分かりません。ましてや、空から何かが降ってくるとは思ってもいないでしょう。
もちろん意図的に何かを投げる行為は、許されることではありません。
GACKTさんの経験談には、このような声が上がっていました。
・怖すぎる。危機一髪でしたね。
・無事でよかったです。最後の一文がGACKTさんらしい。
・涙をこぼさないためにも、上を向いて歩きます。
・GACKTさんのいう通り。うつむいていると、きれいな星にも気付けないですよね。
GACKTさんに当たらなかったのは、奇跡でもあったでしょう。
GACKTさんのいうように、もしも何かあった時に命を守れるよう顔を上げていれば、思いがけず、これまで見えなかった明るいことにも気付けるかもしれません。
いつも、下を向いてばかりだったり、スマホを見てばかりだったりする人は、少し顔を上げてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]