手軽にコーヒーを飲みたい時に便利な、『インスタントコーヒー』。
コーヒーを作るためのものですが、実はそれ以外にもさまざまな活用法があります。
本記事では、味の素AGF株式会社(以下、AGF)のウェブサイトで紹介されている、インスタントコーヒーの意外な使い方を3つ見ていきましょう。
料理の隠し味に使える!

※写真はイメージ
コーヒーには、『顆粒タイプ』『粉末タイプ』『固形タイプ』『ポーションタイプ』の4つがあります。
そのうち、インスタントコーヒーにあたるのは『顆粒タイプ』『粉末タイプ』『固形タイプ』の3つです。
ポーションタイプはコーヒーを凝縮した『コーヒー飲料』なので、インスタントコーヒーには含まれません。
AGFが紹介する裏技では、顆粒タイプ、または粉末タイプのインスタントコーヒーを使います。
1.カレーの隠し味
カレーの隠し味の定番といえば、甘さをプラスしてくれるリンゴとハチミツ。
小さな子供がいる家庭や、辛い食べ物が苦手な人にはぴったりの隠し味ですが、そうでない人にはそこまでのメリットを感じないかもしれません。
カレーの味を引き立たせたい人は、コーヒーを入れるのがおすすめです。コクのあるカレーが完成します。
入れるタイミングは、煮込みの最後のタイミング。カレールーがすべて溶け切ったところに加えることで、コーヒーのほのかな苦味がカレーの味わいを大きく膨らませてくれます。
AGF ーより引用
カレーのほか、ビーフシチューでも同じ効果を得られます。ただし、入れすぎると苦くなるので量には十分注意しましょう。
2.オーブン料理の隠し味
たとえばスペアリブを漬け込むとき、インスタントコーヒーを少しふりかけると、コーヒーの生み出すコクにくわえ、オーブンで焼いた際の香ばしさがぐっとUP。
AGF ーより引用
コーヒーには肉を柔らかくしたり、臭みを消したりする性質もあります。
3.しゃぶしゃぶの隠し味
しゃぶしゃぶは、肉をお湯にくぐらせて、ポン酢やごまだれなどに絡めて食べる料理。
コーヒーは、豚肉をくぐらせる『お湯』に入れます。
お湯に、小さじ1杯のインスタントコーヒーを溶かしてください。すると、コーヒーの成分が肉の臭みを和らげ、驚くほど食べやすくなるでしょう。
カレーやオーブン料理とは違い、しゃぶしゃぶはコーヒーの色がひと目で分かります。見た目でもインパクトを与えられるので、その点も含めて楽しんでみてはいかがでしょうか。
隠し味にコーヒーを使って、いつもの料理をよりおいしく仕上げてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]