シンクの中でも、特に汚れが溜まりやすい場所が『排水口』。
掃除せずに汚れを放置していると、詰まりの原因になってしまいます。
そうならないためには、日頃のちょっとした心がけが大切です。
本記事では、セキスイハイム東海株式会社(以下、セキスイハイム東海)のウェブサイトから、排水口の詰まりを予防する方法を紹介します。
排水口が詰まらないようにするには?
セキスイハイム東海によると、排水口を詰まらせないためには、以下の点に注意するとよいとのことです。
・極力食べかすを流さない
・脂分はペーパーで拭き取ってゴミ箱へ捨てる
・ネットを使って、細かい汚れをキャッチする
・排水トラップはこまめに洗う
・排水管をこまめに洗う
セキスイハイム東海 ーより引用
上記のように、細かい汚れや脂分などを流さないように気を付けることが、詰まりの予防になります。
またシンクの使用後、10秒ほどお湯を流すのも効果的です。
排水口が詰まった時の対処法
気を付けていたにもかかわらず、排水口が詰まってしまった場合は、以下の対処法で解決しましょう。
タオルを使って詰まりを解消する方法
まず、使い古しの長めのタオルを1枚用意してください。
排水口のトラップ類をすべて外し、排水口周りの汚れを落とします。
その後、タオルを排水口に詰めます。排水口に入りきらなかったタオルは、シンクに出しておいてください。
タオルで栓をしたシンクに、50~80℃くらいのお湯を溜めます。溜める量は、シンクの6~8割が目安です。
お湯を溜めたらタオルを引き抜き、お湯を排水管に一気に流します。
この水勢によって、排水口に溜まった汚れを流せるのです。
ペットボトルを使って詰まりを解消する方法
2ℓのペットボトルを用意してください。なければ500㎖のものでもかまいません。
タオルを使った方法と同じように、排水口のトラップ類をすべて外し、排水口周りの汚れを落とします。
汚れを落としたら、排水口にペットボトルの口を差し込みます。隙間がなくなるようしっかり押し付けたら、ペットボトルを何度か押しましょう。
このようにして空気を送り続けることで、排水口の汚れを落とせます。
排水口の詰まりは家にあるもので解決!

※写真はイメージ
タオルとペットボトルを使っても詰まりが解消されない場合は、以下の方法も試してみるといいでしょう。
・お湯に重曹とお酢を溶かし、排水口に流す。
・ラバーカップを使う。
日頃から排水口のお手入れを心がけることが大切ですが、万が一詰まってしまった場合は、本記事で紹介した方法を実践し、詰まりを解消してみてください。
[文・構成/grape編集部]