シンプルな味付けで、お米本来のおいしさを味わえる『塩おにぎり』。
お米に塩や酢を加えて炊飯器で作るレシピがありますが、これらの調味料を入れて炊飯すると、炊飯器の内釜のコーティングを傷める可能性があるそうです。
炊飯器を長持ちさせるためにも、別の方法で塩おにぎりを作ってみてはいかがでしょうか。
本記事では、Instagramで時短家事術を発信する、ゆう(yuu_kurashi_31)さんの投稿から、『フライパンで作る絶品塩おにぎり』をご紹介します。
フライパンで炊き上げる!絶品塩おにぎりレシピ
材料は、以下の通りです。
【材料】
・生米 2合
・塩 小さじ2分の1杯
・白だし 小さじ1杯
・お酢 小さじ1杯
・ごま油 小さじ1杯
・水 400㎖
なお、ゆうさんのこのレシピは薄めの味に仕上がるとのこと。味をしっかり付けたい人は、分量をそれぞれ小さじ半量ずつ足して、味を調整してくださいね。
早速、作り方を見ていきましょう。
まず、お米2合をフライパンに入れます。フライパンは、表面が樹脂加工されたものやステンレス、ホーロー製のものを使用しましょう。
アルミや鉄、銅のフライパンを使うと、お酢で表面が傷む可能性があります。

そこに塩と白だし、お酢、ごま油を加えましょう。

水を入れ、フライパンに蓋をして強火で1分加熱します。

沸騰してブクブクしてきたら、弱火で5分加熱してください。

ブクブクと大きな泡が出てきたら、再度強火に戻して1分加熱します。

『パチパチ』という音が聞こえてきたら、いよいよ炊き上がり間近です。

火を止めて、蓋を取らずにそのまま5分以上蒸らしましょう。

蒸らしの工程が終わったら、ご飯の炊き上がりです。
熱々のご飯をおにぎりにするのもいいですが、ゆうさんは、「冷めたおにぎりのほうがおすすめ」とのこと。少し時間を置くことで塩味をしっかり感じられるでしょう。

フライパンの性能によって炊飯時間は多少異なりますが、炊飯器で作るよりもフライパンで作るほうが10分近く早く炊き上がります。
水分量は少し硬めの設定になっているので、好みの硬さになるよう、10㎖ずつ増やして調整してみてください。
また、ゆうさんは無洗米を浸水なしで使用したそうですが、お米の種類によっては浸水したほうがいい場合もあるので、何度か試しながら好みの仕上がりに近づけてみましょう。
この方法なら、炊飯器を傷めることなく、さらには時短で簡単に塩おにぎりが完成します。フライパン1つで作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]