服の大きさが身体に合わない時、服のサイズ挑戦に悩みませんか。
特に子供の場合は成長が早く、大きめサイズを買うことが多いため、できればサイズ調整できると助かりますよね。
「適当に縫ったせいで見た目が不格好」という事態を避けるために、みぺ(mipe_kurashi)さんがInstagramで紹介している、サイズの調整方法を参考にしてみましょう。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
きれいに仕上がるサイズ調整の裏技3選
1.ズボンの裾上げ方法
服の調整で多いのが、ズボンの裾上げ。みぺさんが紹介するのは、縫い目が見えない裾上げ方法です。
ズボンを希望の長さに調整して折ります。
まず裏側から針を通し、すぐ近くにまた刺してください。

1cmほど先に針先を出して、糸を引っかけて引き抜きましょう。

次に、針先を縫ってできた輪の中に入れながら、また1cm先に針先を出します。この作業を繰り返していきましょう。

1周縫い終わったら、最後に表から輪だけに針を入れ、そのままグッと引っ張ります。

表の糸がスルスルと消えて見えなくなりました。

ズボンの裾上げは糸が見えてしまいがちですが、この方法なら隠れるので、きれいな仕上がりになるでしょう。

2.肩ひもを短くする方法
2つ目は、キャミソールなどの細い肩ひもの長さを、かわいく調整できる方法です。
まず、肩ひもの裏側から針を通します。少し右寄りに刺しましょう。

次に、斜め左上あたりからまた裏側へ針を通します。

上に向かいながら、左右交互にジグザグと縫っていきましょう。

縮めたい長さまで縫ったら、糸を引っ張ります。

キュッと絞ると、肩ひもがクシュっとなるはずです。

最後に2、3回布をすくい、裏側で玉留めすれば完成。
ただ短くするだけではなく、クシュっとしたデザインがかわいい肩ひもに仕上がります。

3.トレーナーの袖の丈詰め方法
袖の調整も、すっきりきれいに仕上げる方法があります。
裏側から針を通し、短くしたい幅に合わせて針を刺しましょう。

コの字になるように、上下に縫っていきます。

最後に糸を引っ張ると、縫った幅の部分と縫い目が見えなくなり、袖が短くなりました。

どの方法も布を切っていないため、糸を外せば元通りのサイズに戻ります。
マスキングテープの目印がおすすめ
縫っている時、真っ直ぐ縫えなかったりいつの間にか幅がズレたりすることも。
真っ直ぐ縫いたい時は、目印にマスキングテープを貼っておくと、失敗を防げるでしょう。
このサイズ調整のアイディアには、多くのコメントが寄せられていました。
・すごい、もっと早く知りたかった!
・切らない方法でありがたい。
・縫い方が分かりやすくてやってみたくなった!
一見難しそうに感じる縫い方ですが、手順を覚えてしまえば簡単です。今まで縫い目が不格好でサイズ調整が苦手だった人は、ぜひ挑戦してみてください。
[文・構成/grape編集部]