誰もが、人生で一度は経験しているであろう『忘れ物』。
学校や職場で忘れ物に気付いた時には、冷や汗が出るでしょう。
しかし、「次こそは忘れないようにしよう」と決意しても、また繰り返してしまう人も多いです。
俵万智、息子に「忘れ物はない?」と尋ねたら…
短歌『サラダ記念日』で知られる、歌人の俵万智さんが、2025年5月29日にXで公開した『忘れ物』についてのエピソードが注目を集めています。
俵さんが育てる、大学生の息子さんが遠出をする時のこと。
すぐに家に戻れないため、俵さんは息子さんに「忘れ物はない?」と、尋ねました。
すると、息子さんの口から出てきた言葉というのが…。
「あっても、分からん…忘れているから!」

※写真はイメージ
遠出をする息子に「忘れ物ない?」と声をかけたら「あっても、わからん……忘れてるから!」と元気よく出ていきました。
— 俵万智 (@tawara_machi) May 29, 2025
こういって、元気よく家を出て行ったという、俵さんの息子さん。
「確かに!」とうなずいてしまうような返答ですね。
「忘れ物はない?」と聞かれて答えが出てくるなら、人は忘れ物をしないでしょう…。
俵さん親子のやり取りには、22万件以上の『いいね』とさまざまな声が上がりました。
・これは真理だ…。
・見事な返しに、笑いました。間違いない!
・忘れるからこそ『忘れ物』なんですよね。賢い!
・忘れ物が多いから、めっちゃ分かります。今、気付けたら『忘れ物』じゃないんだよ…。
中には、息子さんの「あっても分からん。忘れてるから」という返しが「短歌の最後の『七七』になっている」というコメントもありました。
以前から、息子さんのユニークなエピソードをXでつづっている、俵さん。
息子さんの、親ゆずりともいえる個性的な着眼点に、多くの人が感心したことでしょう!
[文・構成/grape編集部]