接客業に携わる人がもっとも恐れているのが、利用者から寄せられるクレーム。
まっとうな意見やミスの指摘ならともかく、あまりにも身勝手な怒りをぶつけてくる、いわゆる『モンスタークレーマー』も存在するのですから…。
スーパーに寄せられた『とんでもないクレーム』
yoka(yoka9003)さんは、実体験を元に、創作漫画『私はパートのオバちゃんです』を描いています。
主人公は、2児を育てる母親の上田。スーパーマーケット(以下、スーパー)の製造加工部門冷蔵部署で、『パートのオバちゃん』の1人として、日々奮闘しています。
ある日、目に飛び込んできたのは、ヘロヘロになった様子のチーフ。事情を聞いてみると、原因は案の定クレーマーだったようで…。








※作中の人物や施設、業務内容等はフィクションです。
前述したように、クレームが正当な意見であれば、店側は反省しつつありがたく受け止め、今後の参考にします。
…しかし、「視力が低いからラベルが読みづらい!」や「惣菜の味付けが合わない!」といった個人の感想のような文句は、どうにもならないもの。
たった1人の客に、店側が合わせていくわけにはいきません。仮に味付けを変えても、別の客から同様のクレームが来たり、売り上げが落ちたりするはずです。
思ったことをすぐに口にしてしまう性格の、上田。もし『裏方』の製造加工部門ではなく、レジ業務が担当だったら、ズバリといい返していたことでしょう…。
チーフがくたびれる理由もよく分かる、ツッコミ待ちのようなクレームに、漫画を読んだ接客業経験者からさまざまな声が寄せられています。
・『天然毒舌』の切れ味に笑った。本当、世の中にはいろんな人がいるよねえ。
・自分もストレートに「なら買うなー!二度と来るなー!」といってしまいそう…。
・まさに「ハァ?」だわ。いい返さなかったチーフ、お疲れ様です…。
なお、『戦い』は従業員と客の間だけでなく、従業員同士でも繰り広げられている模様。
客目線では、穏やかな雰囲気に見える従業員たちも、心の中では鬼を飼いならしているのかもしれません…!
[文・構成/grape編集部]