キッチンのシンクや排水口は、水回りの中でも汚れがたまりやすい場所の1つです。
毎日使うからこそ、早めのお手入れで清潔な状態を保ちたいもの。
「掃除は面倒」と感じる人こそ、シンク掃除を日々の習慣にするのがおすすめです。
本記事では、家事や掃除の効率化テクニックを発信している、かず(kazu.__kurashi)さんのInstagramから、実践しやすいアイディアを紹介します。
手軽にできるシンクまわりの掃除術
賃貸住宅で一人暮らしをしているという、かずさん。ある日、リビングに漂う嫌な臭いの原因が、キッチンの排水口にあると気付いたそうです。
つい後回しにしがちな場所も、少しの工夫でスムースにきれいにできます。
まず、使い捨ての手袋をして排水口のパーツを取り外しましょう。外したパーツはそのままゴミ袋に入れていきます。
花王が販売する『泡タイプのキッチンハイター』をスプレーしてから水を注ぎ、袋の口を閉じてパーツを浸け置きしてください。
次に、排水口にゴミ袋をかぶせるようにしてしっかりふさぎましょう。その状態でシンクの半分ほどまで、50℃程度のお湯をためておきます。
ふさいでいた袋を取り外し、一気にお湯を流せば、排水口奥の汚れを押し流せるでしょう。詰まりや臭いの対策にもつながる方法です。
さらに、排水口の内部には泡タイプのキッチンハイターをスプレーし、ブラシでこすって洗浄しましょう。
浸け置きしていたパーツも水洗いして元に戻せば、排水口の掃除は完了です。
シンクもあっという間にピカピカに
次に、かずさんが取りかかったのはシンク内の掃除です。
かずさんが使用したのは、クリームクレンザー。水回り全般の掃除に活躍するアイテムで、1本常備しておくと便利です。
クリームクレンザーをシンク全体にまんべんなく垂らしたら、柔らかいスポンジで全体をこすり洗いしましょう。洗い流すと、ツヤのあるきれいなシンクがよみがえります。
水栓まわりの水垢汚れには、無印良品の『水回りの汚れ用 掃除シート』(税込299円)を使うのもおすすめです。
水に濡らしてこするだけで、頑固な汚れがしっかり落とせます。
シンク全体がきれいになったら、仕上げに使うのが水回り用のコーティング剤。
かずさんが使っているのは、株式会社友和の『Tipo’s 超撥水剤 弾き!』(税込644円)です。フッ素樹脂とシリコーンの効果で、汚れが付きにくくなります。
シンクの水気をていねいに拭き取った後、スプレーを全体に塗り広げ、仕上げに乾いた布でしっかり拭き取りましょう。
水をはじくきれいな状態を長持ちさせることができます。
気温が上がる前に済ませておくのがおすすめ
気温が高くなる季節には、排水口や生ゴミからの臭いが気になりやすくなります。シーズン前に一度しっかりと掃除しておけば、臭いや詰まりの予防になるでしょう。
排水口の奥など目に見えにくい場所までしっかりお手入れすることで、害虫対策にもなり、キッチン全体の衛生状態を保ちやすくなります。
かずさんのように手順をルーティーン化しておけば、汚れが気になった時にもスムースに掃除を始められるでしょう。
排水口の内部からシンクの撥水コーティングまで、手順を覚えておけば短時間で清潔な状態に整えられます。
「ついお手入れを後回しにしてしまう」という人は、かずさんのアイディアを参考にしながら、日々のルーティーンに取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

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