マットレスにかぶせて使うボックスシーツは、立体的に縫製されているため、すっきりまとめるのは至難の業です。
「ボックスシーツはきれいにまとめられないもの」と諦めている人も多いのではないでしょうか。
たたむ時のイライラを解消するために注目したいのが、『家族円満な整理術』をテーマにInstagramで情報を発信している、まる(maru_room_100)さんのアイディアです。
まるさんがInstagramで紹介する、ボックスシーツをきれいにたたむ方法をぜひ実践してみてください。
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ボックスシーツがすっきりコンパクトに
まるさんが紹介しているのは、「兄から教えてもらった」というボックスシーツのたたみ方です。
早速、具体的な手順を見ていきましょう。
ボックスシーツは、ゴムを上にして広げます。まるさんのように、ベッド上のスペースを使えば邪魔になりません。

まず、手前の角2つに下から手を差し込んでください。

そのまま奥の角2つのところまで持っていって、内側から重ねましょう。

角を合わせ、両手の上で角同士が2重になったら、全体を揺らしながら軽く整えます。

左右の手を近付けて、どちらか一方の手で反対側の角をつまんだら、つまんでいないほうの手を慎重に抜いてください。

つまんだ手を離さないまま、腕にかぶっているほうの角を、重ねるようにしてひっくり返します。
全体をバサバサ振って整えたら、再度ベッドの上に広げましょう。
角はしっかりと合わせ、全体のシワを伸ばしておきます。

上と左部分を縫い目に合わせて折りたたみましょう。
長方形になったボックスシーツを、3つ折りにして整えます。

さらに3つ折りにしてください。
最後は、折り目に沿ってできたポケット部分に、シーツの端を入れれば完成です。

すっきり薄く、コンパクトにたためているのが分かります。

形が崩れにくいのも魅力
きちんとたためていないシーツは、収納中にも崩れやすいもの。
ほかのアイテムを出し入れする動きで、「気付いた時には引き出しの中でグチャグチャになっていた…」という事態に陥りがちです。
まるさんが紹介している方法なら、最後に端部分を折り込んで入れているため、崩れにくいメリットがあります。引き出し収納内で立てて収納もしやすいでしょう。
家族全員ぶんのボックスシーツをまとめて収納する場合も、どこに誰のシーツがあるのか、ひと目で把握できるはずです。
ボックスシーツをたたむ作業にストレスを感じていた人も多かったようで、まるさんのInstagramには多数のコメントが寄せられています。
・ゆっくりバージョンも見てみたいです!
・くるんとひっくり返すところがすごい!ポイントですね。
・いつもグチャグチャのまま諦めていました…。分かりやすい手順をありがとうございます。
途中、手順が複雑なところもありますが、一つひとつ丁寧にこなしていけば決して難しくはありません。
慣れれば素早くたためるため、しっかりとマスターして、日常に潜む小さなストレスを解消してみてください。
[文・構成/grape編集部]