粘土をこねて成形し、焼いて作った器、土器。
日本では古くから土器が使われており、縄文土器や弥生土器は歴史の授業でも習ったことでしょう。
土器の一部が発掘され、歴史博物館などに展示されていることもあります。
考古学者が作るクッキーは…
歴史文化などが好きだという、考古学者のヤミラ(yummy_okashi)さん。
お菓子作りを通して、考古学を親しみやすく紹介しています。
ヤミラさんは2015年頃から、とあるワークショップを開いているのだとか。
それが土器片に似せたクッキー『ドッキー』作りのワークショップです。
実際に、土器片と『ドッキー』を並べた写真がこちら!

『食べられます』『食べられません』の貼り紙がないと、どちらが土器片か分からないぐらいそっくりですね!
色合いや質など、瓜二つなクッキーと土器片は、きっと考古学者のヤミラさんだからこそ、再現できるポイントもあるのでしょう。
実は、ほかにもどんぐりをすりつぶして作ったグラノーラバー風のクッキーや、金継ぎクッキーなども作ったことがあるそうです。
驚きの発想に、ネット上ではこのような声が上がっていました。
・すごく面白い!これなら子供にも興味を持ってもらえそう。
・思わず二度見しました!素敵すぎます。
・センスの塊ですね。間違えて土器片のほうを食べちゃいそう。
・発想が素晴らしい。そっと土器片と『ドッキー』を入れ替えたい。
2025年4月から、社会人向けの製菓専門学校に通い始めたという、ヤミラさん。
時々予想外のお菓子ができあがるようで、SNSでは、これまでに力士級のクマに仕上がったパウンドケーキや、事件の香りがするようなクマが埋もれたフィナンシェなどで注目を集めていました。
『ドッキー』のワークショップは、定期的に博物館などで実施しているといいます。
ぜひ自分の目で、本物の土器片と『ドッキー』の違いを確かめてみてください!
[文・構成/grape編集部]