食パンを焼く時はもちろん、おかずを調理する際にも活躍するトースター。
気付くと、いつの間にか黒ずみや焦げが付いていませんか。
心地よく調理するためにも、しっかりとお手入れをしてみましょう。
本記事では、『30秒で分かる簡単そうじ術』をテーマに掃除情報を発信している、かめ(kame_souji.quest)さんのInstagramから、トースターの掃除方法を紹介します。
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頑固なトースターの汚れもすっきり落とせる掃除方法
パンくずや油分がトースターの内部に溜まってしまうと、焦げ付きや頑固な汚れになってしまいます。
見た目が悪くなるだけでなく、料理の仕上がりに影響が出たり、調理中に煙が出たりする場合があるため、注意が必要です。
『7年もの』という年季の入ったトースターを使っている、かめさん。焦げ付きや汚れがびっしりと付着しています。

「買い替えたほうが早いかも」というレベルでしたが、かめさんは諦めずに掃除を始めました。
まず、トースターの下部にある網と受け皿を取り外します。
取り外し方は、使用しているトースターの取扱説明書を確認してください。

パーツを取り除いたら中に残っているゴミを取り除き、『アルカリ電解水』をスプレーして全体をまんべんなく湿らせましょう。

『アルカリ電解水』は、100円ショップやホームセンターでも手に入ります。

しばらく置いて汚れが浮いてきたら、キッチンペーパーで丁寧に拭き取ってください。

それでも落ちない頑固な汚れには、『重曹』と水を3:2の割合で混ぜて作る『重曹ペースト』が効果的です。

これを、出力500Wの電子レンジで10秒温めてから、メラミンスポンジに付けてこすりましょう。温めることでペーストがやわらかくなり、汚れにより密着しやすくなります。
ただし、メラミンスポンジには研磨作用があるため、力を入れすぎないように注意してください。トースターを傷付ける可能性があります。

網の掃除は、『アルカリ電解水』をスプレーした後に、家具とインテリアの専門店『ニトリ』の『毎日つかえる重曹パッド (30個入り)』(税込299円)を使ってこすりましょう。

重曹が含まれているため、力を入れすぎずに汚れを落とせます。


受け皿は、食器用洗剤と『重曹パッド』を使って、しっかり洗い流してください。最後に、各パーツを元に戻せば完了です。

なお、かめさんのように、受け皿にアルミホイルを敷いておくのもいいでしょう。汚れが直接付かないため、受け皿のきれいな状態を保ちやすく、掃除の手間も軽減できます。


圧倒的な掃除効果に驚きの声も
かなりの汚れが付着していたトースターが、ここまできれいになったことに、驚きと感心の声が寄せられました。
・ここまできれいになるとは…。
・定期的に掃除しなければ!
・このお手入れ方法、試してみます!
買い替えを検討するほど汚れたトースターでも、掃除の工夫次第で見違えるように生まれ変わることもあります。
キッチンにあるトースターの汚れがひどい場合は、かめさんが紹介する掃除方法をぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]