一人暮らし用の賃貸アパートは、玄関スペースが限られているケースが多いもの。
できるだけおしゃれに収納場所を確保したいなら、壁面のデッドスペースを活用できる『ウォールシェルフ』を取り入れてみてはいかがでしょうか。
100円ショップのグッズを使っておしゃれな部屋作りを楽しんでいる、たくと(takuto_100yen)さんは、わずか550円で作れるウォールシェルフのアイディアを紹介しています。
100円ショップのグッズで作る玄関DIY
たくとさんが作ったのは、玄関脇のちょっとしたスペースに設置できる木製棚です。
アイアンテイストがおしゃれで、「こういうのに憧れていた」という人も多いのではないでしょうか。
使う材料はすべて100円ショップの『セリア』でそろいます。準備するアイテムは以下の通りです。
【材料】
・木材 45×15cm(税込110円)
・リメイクシート(木目柄)(税込110円)
・BAB―3―5 ブラケット アンティークブラック 13.8cm(税込110円)
・ネジの替わりになるプッシュピン(税込110円)
・インテリアアイアンバー(税込110円)
まずは、『木材 45×15cm』に、『リメイクシート(木目柄)』を貼り付けます。


次に、『BAB―3―5 ブラケット アンティークブラック 13.8cm』を付属のネジで棚板に固定しましょう。
たくとさんは『セリア』で購入したそうですが、『ダイソー』でも取り扱いがあります。


棚板の準備ができたら、壁に取り付けていきましょう。
ここで使うのが『ネジの替わりになるプッシュピン』です。ピンを差し込むだけなので、壁の穴を最小限に抑えられるでしょう。


なお、賃貸物件に設置する際は、念のため『賃貸借契約書』を確認しておくと安心です。
余ったネジを使って、棚板の裏側に『インテリアアイアンバー』を取り付けるのもおすすめ。玄関で便利な吊り下げ収納として活用できます。

収納力をアップできる点も大きな魅力です。

気になる耐荷重量は?
「本当に荷物を置いて大丈夫なのか」と、不安になる人もいるかもしれません。
『ネジの替わりになるプッシュピン』の耐荷重は1個あたり5kg。たくとさんの例では4つ使用しており、20kg程度まで耐えられる計算になります。
たくとさんは下段のアイアンバーに傘をかけたり、棚板の上にアロマグッズや掃除道具、日焼け止めやコロンを並べて活用していました。

ただし、実際の使い方や設置場所によっては、耐荷重に差が出る場合もあるため注意が必要です。
大切なものや重たいものを置く前に、まずは様子を見ながら少しずつ置くアイテムを選ぶといいでしょう。無理のない範囲で、実用性と見た目のバランスを楽しんでみてください。
たくとさんの投稿には、多くのコメントが寄せられました。
・これはいいアイディアですね。早速やってみます!
・狭い玄関を有効活用できて、天才的。
・靴ベラとか、いろいろなアイテムを収納できて便利ですね。
材料をすべて100円ショップでそろえられる簡単DIYなら、初心者でも気軽にチャレンジしやすいでしょう。「これまでDIYをしたことがない」という人にも、ぴったりのアイディアです。
リメイクシートの柄によって、雰囲気をがらりと変えられます。自分の好みに合わせて、見た目にもこだわってDIYしてみてください。
[文・構成/grape編集部]