卵を割った際、血が混じっていたことはありませんか。

黄身と白身の中に赤い血が混じっていると目立ち、気になる人もいるでしょう。

では、なぜ卵の中に血が混じるのでしょうか。また、血が混じった卵を食べてもいいのかも気になりますよね。

一般社団法人日本卵業協会(以下、日本卵業協会)協力のもと紹介します。

卵に血が混じる原因

まずは卵に血が混じる原因について、日本卵業協会はこのように述べています。

卵に血が混じるのは、大きな音に鶏が驚くようなことがあるなど、鶏になんらかのストレスが一時的に加わったことが原因です。

その際、卵巣や輸卵管の毛細血管が破れることがあり、そこからごく少量の血液が流れ出て、卵黄膜に付着します。

では、血が混じった卵は食べてもいいのでしょうか。

日本卵業協会からは、このようなアドバイスがありました。

賞味期限内であれば、食用として血の部分を除いて生食しても問題ありません。

そのままでは気持ち悪いようでしたら、加熱して食べてください。

ただし、卵白が赤く変わるほど大量に出血している卵は、食用に適さないため破棄してください。

血が混じった卵、捨てる?食べられる? 卵の専門団体の回答は…
卵の写真

※写真はイメージ

卵に血が混じっていても、賞味期限内であれば取り除いて生食しても問題ないとのこと。

品質には問題がありませんが、気になる場合は日本卵業協会のアドバイスの通り、取り除いたうえで、加熱して食べるようにしましょう。

[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]

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