全国的に気温が高くなり、日中は半袖1枚でも過ごせる日が多くなってきた、2025年6月上旬現在。

現在は比較的、過ごしやすい気候が続いていますが、これからはさらに気温が上昇していきます。

本格的な夏の暑さが到来した時に、熱中症にならないためにも、今のうちから備えておくことが大切です。

本格的な夏を迎える前に『やっておくべきこと』

例年、夏になると熱中症により救急搬送される人が増加します。

そのため、気温が高い日にはエアコンを使用し、体調をしっかり管理することが重要です。

経済産業省は、暑い夏シーズンを快適に過ごすために、エアコンの試運転を推奨。試運転とは、本格的にエアコンを使用する前に、故障や不具合がないかを、確認するためのものです。

エアコンの試運転のやり方

まずは、室内機のフィルターに汚れがないかを確認しましょう。また、電源プラグにホコリが溜まっていないかもチェックしてください。

次に、室外機の周りに物があればどかし、風通しをよくしておきましょう。

猛暑がくる前にやって! 行政の呼びかけに「すぐに確認する」「これは大切」
室外機

室外機

ここまで終われば、エアコンの試運転をしていきます。

手順はとても簡単。まずは、エアコンを最低温度に設定し、10分間運転。その際、冷たい風が出ていることを確認してください。

さらに30分運転し、異音や異臭、水漏れがないかをチェックしたら、試運転の完了です。

なお、試運転で、エアコンがうまく機能しなかったり、異音や異臭などがしたりすることが発覚した際は、販売店やメーカーに相談し、必要に応じて点検を受けましょう。

ネット上などで「これは大切」や「すぐに確認する」といった声が上がった、エアコンの試運転。

猛暑の中、エアコンが使えなくなるトラブルを避けるためにも、今のうちに試運転をしておきましょう!

[文・構成/grape編集部]

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