ブロッコリーは小さなつぼみがギュッと密集した形状をしています。
このつぼみの集合体は花蕾(からい)と呼ばれており、密集しているだけでなく水をはじく性質もあるため、水洗いしにくいですよね。
では、どのようにすればうまく洗えるのでしょうか。
石川県でブロッコリーをメインに生産する、有限会社安井ファーム(以下、安井ファーム)協力のもと紹介します。
ブロッコリーの洗い方
安井ファームによると『ブロッコリーをきれいに洗う方法』は以下の通りです。
1.ボウルに水を張り、ブロッコリーのツボミ部分を下にして突っ込む。
2.軸を持って振るようにして洗う。

※写真はイメージ
この方法だと、水を弾きやすいブロッコリーでも、きれいに洗うことができるそうです。
また安井ファームでは、このようなアドバイスもしています。
さらに念入りに洗いたい場合は、ツボミ部分を下にしてあらかじめ10分ほど水に浸けておくと、より汚れが落ちやすくなります。
「固定するのが難しい…」とお悩みの人は、水とともにポリ袋に入れて手頃な容器にセットし、輪ゴムで袋の口を縛ると浸けやすいです。

※写真はイメージ
ちなみに、どれだけ洗えばいいかについては、各々の判断によるといいます。
「どこまで洗えばいいのか」ということもよく聞かれるのですが、これに関しましては『食べる方が納得するまで』でよろしいかと思います。
流水で済ませるもよし、念入りに『浸け+洗い』をセットにするもよし、各々が納得できる洗い方を実践していただければと思います。
ブロッコリーの洗い方について、安井ファームのXアカウント(@yasuifarm)には、このような声が寄せられていました。
・へー!めっちゃ参考になりました。
・1房ずつに分けてからボールの中で振り洗いしていたので、早速今夜からそうします。
・知らなかったです!いつも洗う時、「中まで洗いきれているの?」と思いながら洗っていました。
水でさっと流すだけではうまく洗えないブロッコリーですが、水を張ったボウルでくるくる回すことで汚れが落ちやすくなります。
簡単にできるので、ぜひ実践してみてください!
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]