キッチンや玄関、洗面所などで「収納が足りない」と感じたことはありませんか。
限られたスペースに無理に詰め込もうとすると、使い勝手が悪くなってしまいます。
そのような時はデッドスペースを有効活用し、収納場所を増やす工夫を取り入れてみましょう。
100円ショップのアイテムを使って、手軽に収納スペースを作っているのが、整理収納アドバイザーのほしばな(hoshibana_kurashi)さんです。
本記事では、日々の暮らしに役立つ収納術やアイディアを発信している、ほしばなさんのInstagramから、『吊り下げワイヤーバスケット』を活用した収納方法を紹介します。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
使うのは吊り下げワイヤーバスケット
ほしばなさんが自宅の収納を増やすために使っているのは、100円ショップで販売されていることが多い、吊り下げ式の『ワイヤーバスケット』。
棚板などに挟むための長いワイヤーに、引き出しのようなバスケットがセットになっているタイプで、店頭でもよく見かける商品です。
とはいえ、「どこに使えば便利なのか分からない」という人もいるかもしれません。そのような人に向けて、ほしばなさんは具体的な使用例を紹介しています。
玄関収納
玄関のシューズボックスのデッドスペースに差し込むだけで、すぐに収納スペースを増やせます。

また、玄関上部に棚がある場合、そこに取り付けて小物収納として使うのもおすすめです。冬はマフラーや手袋、夏は帽子や日傘など、季節に応じたアイテムをまとめられます。

クローゼット
クローゼットの棚板下に取り付けることで、つい置きっぱなしにしてしまう財布や本なども、着替えのついでにサッと収納できるでしょう。

ベルトやニットなど、クローゼットにそのまま吊るすのが難しいアイテムを収納するのにも役立ちます。
キッチン
吊り下げ式ワイヤーバスケットは、キッチンでも大活躍。吊り戸棚の下に取り付ければ、ラップやアルミホイルの収納に使えます。

家族の水筒をまとめて置いておくのにも便利です。

保存容器やタオルなど、頻繁に使うアイテムを入れておけば、作業効率もアップするでしょう。

食器棚
食器棚の中に設置すれば、デッドスペースを有効活用しながら収納力を高められます。お皿を無理に重ねる必要がなくなるため、出し入れしやすくなるでしょう。

洗面所
洗面所では、備え付けのタオルハンガーに、バスケットを縦に設置するのも1つの方法です。壁との間に空間が生まれ、丸めたタオルをまとめて入れておけます。

トイレ
トイレのタオルハンガーに設置すれば、トイレットペーパーがきれいに収まり、ストック管理がしやすくなるでしょう。

収納を増やしたければ、トイレの棚板の下に取り付けるのもおすすめです。

リビング
リビングの収納内に取り付ければ、日用品やストック品の管理もできます。

子供スペース
ランドセルラックの下の隙間を活用すれば、子供の持ち物や着替えの置き場としても役立つでしょう。

使用した商品は?
吊り下げ式ワイヤーバスケットは、100円ショップでさまざまなサイズのものが販売されています。使用場所に合わせて、ぴったり合うものを選ぶのがポイントです。
ほしばなさんは、『ダイソー』の『吊戸棚用バスケット(白)』(税込220円)と『吊戸棚用バスケット(黒)』(税込220円)を使用していました。
ほしばなさんの投稿には、以下のようなコメントが寄せられています。
・隙間までしっかり活用しているのがさすがです!
・我が家ではタオルにしか使っていないので、別の使い方も試してみます。
・すごすぎる収納術!差し込める場所が少ないけれど、工夫して取り入れてみたいです!
収納棚の中に新たな棚板を取り付けるのは手間がかかりますが、吊り下げ式ワイヤーバスケットなら設置が簡単。
「収納を増やしたいけれど、手間はかけたくない」「賃貸なので大がかりなDIYは難しい」と感じている人でも、手軽に取り入れられるのが魅力です。
デッドスペースを上手に使って、家の中の収納力をアップさせてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]