料理の作り置きや残り物の保管に便利な、食品用のプラスチック製の保存容器。
軽くて使いやすい一方、ニオイが移りやすいことに悩んだことがある人も多いでしょう。
本記事では、暮らしや生活に役立つライフハックを発信している、こう(kou.osoujilife)さんのInstagramから、保存容器のニオイを除去する方法を紹介します。
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保存容器のニオイを取る方法とは?
こうさんが頑固なニオイを取るために使うのは、なんと『塩』です。

スプーン1杯ぶんの塩を保存容器に入れたら、水を入れましょう。

あとは蓋をして、振ってください。

塩水を捨てて、中をサッと洗えばお手入れは完了。嫌なニオイが取れてスッキリするはずです。

「洗剤を使っても落ちなかったニオイがなぜ…?」と不思議に思う人もいるでしょう。これは塩水の特性を活かした裏技です。
そもそもプラスチック製の保存容器に嫌なニオイが残るのは、目に見えない小さな凹凸の中に、ニオイの元となる汚れがたまるため。
保存容器内に濃い塩水を入れて振ることで、浸透圧によって汚れが自然に吸い出されます。気になるニオイを、元から取り除けるでしょう。
カレーやキムチ、ミートソース、ニンニクなど、ニオイが強い食材を入れた後に、ぜひ試してみてください。
塩以外に効果的なアイテムは?
保存容器のニオイ対策には、塩のほかにお米の研ぎ汁を使うのも効果的です。研ぎ汁に含まれている『サポニン』という物質が界面活性剤のように働き、ニオイも取り除けるといわれています。
また、塩ではなく重曹を使うのもおすすめです。食品用の重曹であれば、保存容器にも安心して使えます。
ニオイだけではなく着色汚れも気になる場合には、キッチン用の漂白剤を使用してください。汚れをスッキリ落としつつ、ニオイや菌までしっかりと取り除けるはずです。
保存容器の状況に合わせて、最適なお手入れ方法を見極めましょう。
プラスチック製の保存容器のニオイを簡単に解決できれば、容器の活用シーンはさらに広がります。
ぜひ自分自身で、効果を実感してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]