スーパーマーケットで特売の肉を見かけると、つい手が伸びてしまうもの。

買った肉を調理して食べてみると、「思ったよりかたい…」と感じたことはありませんか。

肉をやわらかく仕上げるには、『大根おろし』を使ってひと工夫するのがおすすめです。

本記事では、暮らしのライフハックを発信している、しーばママ(shi_bamama)さんのInstagramから、安くてかたい肉がやわらかくなる裏技をご紹介します。

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かたいお肉は大根おろしでやわらかくなる!

まず、バットや容器に大根をおろしましょう。

「やわらかすぎて驚いた」 安い肉の調理テクに「これは試す」「助かる」
バットに大根をおろす様子

大根おろしに肉を漬け込んで、馴染ませます。

「やわらかすぎて驚いた」 安い肉の調理テクに「これは試す」「助かる」
大根おろしを肉に馴染ませる様子

ラップをかけて冷蔵庫で2時間置いたら、あとはそのまま焼いてください。

「やわらかすぎて驚いた」 安い肉の調理テクに「これは試す」「助かる」
ラップがかかった大根おろしに漬けた肉
「やわらかすぎて驚いた」 安い肉の調理テクに「これは試す」「助かる」
フライパンで肉を焼く様子

大根おろしに漬けるひと手間だけで、やわらかい食感に仕上がります。

「やわらかすぎて驚いた」 安い肉の調理テクに「これは試す」「助かる」
器に盛り付けた肉を箸で取る様子

なぜ大根おろしでやわらかくなるのか

肉がやわらかくなるのは、大根おろしに含まれる『プロテアーゼ』という酵素の作用によるものです。これが肉のタンパク質を分解してやわらかくします。

特に、豚こま肉や鶏むね肉、牛の切り落としなど、火を通すとかたくなりがちな肉にこの裏技を取り入れると、効果を実感できるでしょう。

どのような調理法にも応用できるの点も魅力です。

また、大根の部位を使い分けるのもおすすめ。

やさしい味わいに仕上げたければ、水分が多めで甘みのある『上部から中央部分』を、料理にピリッとしたアクセントをプラスしたければ、辛味が強い『先端部分』を選びましょう。

ただし、大根おろしに漬け込みすぎると肉がパサつく場合があるので、漬ける時間は様子を見ながら調整してください。

肉が固く仕上がることに悩んでいた人は、大根おろしを使った裏技を取り入れてみてはいかがでしょうか。

[文・構成/grape編集部]

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