街には、いたるところに看板や貼り紙といった、情報があふれています。
一つひとつをしっかりと読んでいては、前に進めないため、人は無意識に必要な情報のみを取捨選択しているでしょう。
しかし、『捨てた』情報の中に、実は興味深いことが書かれているかもしれません…。
神奈川県神奈川区の道を歩いていると…?
鰤/牙(@kiva_blitz)さんが、Xに投稿した写真に、注目が集まっています。
投稿者さんが公開したのは、神奈川県神奈川区にある、国道15号線沿いの歩道をうつした写真です。

一見、なんの変哲もない道に思えるでしょう。
しかし、この場所は、ほとんどの人が口にしたことがある『あの調味料』が生まれた土地だそうです!
ポツンと建てられている石碑を見てみると…。

『トマトケチャップ発祥の地』と書かれていました!
調べてみると、この場所で、1896年にトマトケチャップ製造会社『清水屋』が創業されたそうです。
『清水屋』の商品が『日本初のトマトケチャップ』といわれているため、石碑が建てられていたのでした。
茶褐色をしているのも、トマトケチャップの色をイメージしたものかもしれませんね。
投稿には、さまざまな声が寄せられています。
・なんだってー!今度、行ってみます。
・こういう場所を探したり、見つけたりするのは楽しいですよね。
・めっちゃ近所だけど、知らなかった!
・すごく偉大な場所なのに、控えめなアピールなのもいい。
時には、街中をゆっくりと歩いてみてはいかがでしょうか。
普段、何気なく通っている道に、実はとんでもない歴史が眠っているかもしれませんよ…!
[文・構成/grape編集部]