ふんわりと心地いい『ウールラグ』が、梅雨の時期になると「ジメジメして不快」と感じたことはありませんか。
湿気が多いとカビやダニが発生しやすくなり、ウール特有のニオイがすることもあります。
これらの不快感を軽減させるには、ウールの特性に合ったお手入れをすることが大切です。
インテリア製品を扱う、BDコーポレーション株式会社が運営する『ボー・デコール オンライン』では、梅雨時に取り入れたいウールラグのお手入れ方法を紹介しています。
ウールラグの普段のお手入れにひと工夫!

※写真はイメージ
ラグの表面は、日常的に掃除機をかけている人も多いかもしれません。しかし、意外と見落とされやすいのが『裏面』の掃除です。
ラグと床の間にはホコリがたまりやすく、放っておくとダニが繁殖したり、湿気の多い時期にはカビの原因になったりすることもあります。
「表面しか掃除機をかけていなかった…」という人は、裏面にもかけておきましょう。
また、掃除機だけでは取り除きにくいのが、皮脂や汗などの汚れです。ベタつきが気になる場合は、ラグの表面を水拭きしてください。
ぬらしたタオルを固く絞り、毛の流れに沿って優しく拭くのがポイントです。
水拭きした後は、風通しのいい場所で陰干しすることでウール繊維に新鮮な空気が入り込み、毛艶が長持ちします。
『湿気によるニオイ』は風を通して対策を
また、梅雨の時期にはウールラグのニオイが気になりやすいでしょう。
ウールには湿気を吸ったり放出したりする『調湿効果』があり、湿気を多く含みすぎると、独特のニオイにつながります。
湿気をため込まないよう、扇風機で風を当ててください。
さらに、天気がいい日に陰干しをするとより効果的です。
とはいえ、大きなラグだと重たくて持ち上げるのが大変。そのような時は、ラグを『半分ずつめくる』方法がおすすめです。
夜寝る前に半分めくり一晩そのままに。次の晩は反対側をめくっておけば、ラグを動かさずに裏面に風を通すことができます。
ボー・デコール オンライン ーより引用
効率的に湿気を飛ばしたい場合は、扇風機でしばらく風を当てましょう。
ちょっとしたひと工夫で、梅雨時でもウールラグを清潔に保てます。ラグをしっかりケアして、ジメジメした時期を快適に過ごしましょう。
[文・構成/grape編集部]