絵が上手な人に対して「絵心がある」というほめ言葉がありますが、それすらも追いつかない表現力には、称賛の言葉を選ぶのが難しいかもしれません。
Instagramでは、東京藝術大学出身のちみさんときーさんによるクリエイターユニット、『やきへねろん(yakiheneron)』が投稿した、あるアートが話題になっています。
タブレット上に置かれた駄菓子をタッチペンでずらすと、下から現れたのは…。
※動画はInstagram上で再生できます。
駄菓子の下から、もう1つ駄菓子が…と思いきや、実物そっくりに描かれた『絵』でした。
包装の光沢や駄菓子の質感はもちろん、裏側に透けて見える反転した文字まで緻密に再現されたデジタルアートです。

『やきへねろん』の2人は、普段の活動のかたわら「アートの楽しさ、素晴らしさ、美しさを日常で感じてほしい」と、今回のようなエンターテインメント性の高い絵も手がけてInstagramに投稿しているそうです。
あまりにも本物そっくりに仕上げられた高いクオリティの作品に、コメント欄には1.6万件以上の『いいね』と、驚きの声が数多く寄せられていました。
・写真と疑うレベルにうますぎる!!
・これは信じられないよ!才能を分けて!
・間違って食べちゃいそうなぐらい上手。
また、「反転した文字はどうやって書いているの?」という質問には「がんばって見て書いています!」と返信。才能だけでなく、並々ならぬ努力もうかがえます。
これからも、見る人がアッと驚き楽しくなるようなアートをたくさん発信してほしいですね。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]