突っ張り棒は、収納スペースを自分好みにアレンジしたい時に便利なアイテムです。
100円ショップではさまざまなサイズのものが販売されており、家の中のあらゆる場所で活躍するでしょう。
かつて『汚部屋』で生活していたという、きち(kichi__room)さんは、『リバウンドしない整理収納術』をテーマに、突っ張り棒の活用アイディアを3つ、Instagramで紹介しています。
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突っ張り棒で、キッチンアイテムをすっきり収納
まずは、突っ張り棒を使って、ゴミ袋やスプレーボトルなどを上手に収納する方法を見ていきましょう。
ゴミ袋の収納
自治体指定のものや家のゴミ箱に設置するものなど、使うゴミ袋の種類が多いと整理が難しいもの。
きれいに収納していたつもりでも、急いで出そうとしてグチャグチャになったり、戻すのが面倒になったりしがちです。

このようなゴミ袋収納の悩みは、短めの突っ張り棒で解決できます。
ゴミ袋を収納したい引き出しの奥行きに合うものを購入してください。

突っ張り棒を、引き出しの中に並べて設置します。

それぞれの突っ張り棒に、ゴミ袋を掛ければ完成です。

1枚だけを素早く取り出せるので、非常に便利。ゴミ袋を買ってきた時も、袋から出して引っ掛けるだけでOKです。

リバウンドさせないためには、『突っ張り棒1本につきゴミ袋は1種類』を厳守すること。
突っ張り棒の本数は自分で自由に決められるので、ゴミ袋の種類の数だけ用意しましょう。
スプレーボトルの収納
掃除用のスプレーボトルも、収納に困りやすいアイテムです。
「スムースに出し入れしたいけれど、人の目に触れるのはちょっと…」と悩んでいるのであれば、突っ張り棒を使って、シンク下に収納してみましょう。

100円ショップでも購入できる、突っ張り棒用の『壁面ガード』を用意します。

シンク下収納内の壁に壁面ガードを貼り付けたら、ガードに沿って突っ張り棒を設置してください。


あとは、スプレーボトルの持ち手部分を、突っ張り棒に引っ掛けるだけです。浮かせて収納するのでデッドスペースを有効活用できます。
それでいて出し入れしやすいので、出しっぱなしになるのを防げるでしょう。

ズレるストレスも簡単に解決
きちさんは、引き出しがズレてしまう悩みも突っ張り棒で解決していました。
背面のない棚に引き出しを設置していると、引き出しが滑ってズレてしまうことがあるでしょう。

そのような時は、引き出し収納を設置したい棚の奥に、突っ張り棒を1本設置してみてください。

あとはそのまま棚を戻し、引き出しを入れるだけでOKです。

突っ張り棒がストッパーとなり、引き出しのズレを防いでくれます。

突っ張り棒なら、壁面に穴を開ける必要がないため、場所を選ばずに設置できるでしょう。アイディア次第では、日々感じている小さなストレスを解消できる可能性もあります。
きちさんが紹介している3つのアイディアを、生活の中に取り入れてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]