極細の小麦麺である『カダイフ』は、トルコなどで親しまれている食材です。
エビに巻いて揚げたり、お菓子のトッピングに使ったりと、幅広く活用されています。
カダイフは日本で手に入りにくい食材なので、家庭で使うには少しハードルが高いかもしれません。
そこでおすすめなのが、アキオ(yaoya14)さんがInstagramで紹介している、『春巻きの皮』でカダイフを再現するアイディアです。
カダイフの特徴ともいえるパリッとした食感を、春巻きの皮で再現できるのか気になったので、実際に作ってみました。
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『春巻きの皮』を刻んで巻くだけ!
まず、以下の材料を用意してください。
【材料】
・アスパラガス 4本
・春巻きの皮 5枚
・生ハム 適量
・揚げ焼き用の油 適量
トッピング
・レモン 適量
・パルミジャーノ・レッジャーノ 適量
・パセリ 適量
生ハムは揚げると塩辛くなるので、塩分が少ないタイプを選びましょう。塩分が強い生ハムしかない場合は、1本あたりの使用量を減らして味を調整します。
パルミジャーノ・レッジャーノの代わりに、粉チーズを使っても問題ありません。

春巻きの皮を2~3枚重ねて、端からくるくると巻きましょう。あらかじめ1枚ずつ剥がしてから重ねておくと、刻んだ後にほどけやすくなります。

棒状に整えたら、ラップで包んで冷凍庫で30分ほど冷やしてください。冷やしすぎると春巻きの皮が割れやすくなるので、軽く冷やす程度にとどめるのがポイントです。

冷やしている間にトッピング用のレモンの皮をけずり、パセリも刻んでおきましょう。

続いて、アスパラガスの根元の硬い部分を3cmほど切り落としてください。食感をよくするために、ピーラーで5cmほど皮をむきます。

アスパラガスに生ハムを巻き付けましょう。

冷凍庫から春巻きの皮を取り出し、1mm幅の細切りにしてください。

ラップの上に、細切りにした春巻きの皮を広げていきます。

さらにその上にアスパラガスをのせ、春巻きの皮で包むように巻き込みましょう。

揚げている間に剥がれないよう、最後に霧吹きで軽く水をかけてください。

フライパンに油を注いで170℃に熱し、春巻きの皮を巻いたアスパラガスを並べましょう。表面がこんがり色付くまで揚げ焼きにします。

表面がカリッと色付いたら取り出し、キッチンペーパーでしっかりと油を切ってください。

お皿に盛り付けた後、レモンの皮やパセリ、パルミジャーノ・レッジャーノを散らせば、彩り豊かな『カダイフ風アスパラ巻き』の完成です。

食べてみると、春巻きの皮ならではのパリパリとした食感がしっかり楽しめました。細かく刻んだことで、口当たりが軽やかです。
自宅でちょっと特別なおつまみを楽しみたい時に、ぜひ作ってみてください。
[文・構成/grape編集部]