・すごいですね!これは欲しい…。

・つい見入ってしまいました。こういうのができる人たち、みんな尊敬する。

・多少高額でも、製品化してほしい!

・すごすぎて笑っちゃった!最高すぎる。

・技術はもちろんだけど、これを作ろうとした発想がすごい!

このような称賛の声が多数寄せられたのは、Xに投稿された、@MajuWorksさんの動画です。

手染めを中心とした、さまざまなレザー作品を制作している、投稿者さん。今回も、革を使った『意外な作品』を生み出し、大きな反響を呼びました。

動画を見れば、あなたも、投稿者さんの技術の高さとアイディアに脱帽することでしょう。

投稿者さんが、革で何を作ったのかというと…。

森永製菓株式会社が販売するお菓子、『チョコボール』の専用ケースでした!

革の質感や色味、細かな縫製など、まるでハイブランド商品のような高級感がありますよね。

もちろん、『チョコボール』もジャストフィット。ケースに入れたままでも、中身が出せるよう、蓋の部分もしっかりと工夫がされています。

手際よく革がカットされ、徐々に作品が完成していく様子に、つい見入ってしまいませんか。

動画を見た人たちからは、「『金のエンゼル』を何枚集めれば、これがもらえるんですか?」「『おもちゃのカンヅメ』に入っていてほしい」といった、『チョコボール』に絡めたユーモアのあるコメントも寄せられていました。

『チョコボール』のケースを、作ろうと思ったきっかけは?

革職人として、さまざまなレザー作品を手掛けている、投稿者さん。

『チョコボール』を作ろうとしたきっかけは、なんだったのでしょうか。grapeは、投稿者さんにお話をうかがいました!

――なぜ『チョコボール』のケースを、革で作ろうと思ったのか?

革という素材で、『意外性のあるもの』を形にしてみたい」という想いから、多くの人にとって馴染みのある、お菓子の『チョコボール』を題材に選びました。

パッケージの蓋が特徴的で、チャレンジしがいがあったことも理由の1つです。

――制作にかかった日数は?

構造の検討や試作を含めると、2~3日程度です。実作業時間としては、延べ10時間ほどになります。

――特にこだわったポイントや、工夫した点は?

誰が見ても『チョコボール』だと分かるような再現度を目指しつつ、革らしい質感を生かすために、ウェットフォーミング(立体成形)技法を用いています。

また、収納した状態でチョコを取り出せるようにした、構造にもこだわっています。

『チョコボール』などのお菓子は、食べ終えてしまえば、箱は捨ててしまうでしょう。

そんなお菓子の箱を保護するケースを、革で作り上げた、投稿者さん。

匠の技術で形にした『意外性のあるもの』に、多くの人が拍手を送りました!

[文・構成/grape編集部]

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