小さなサイズのジャガイモは、皮むきが大変。
1個や2個なら我慢できても、10個以上となるとピーラーを使ったとしても気が遠くなるでしょう。
本記事では、いぶ(ibu_kurashi)さんがInstagramで紹介している『ピーラーを使わずにジャガイモの皮をむく方法』をはじめとする、野菜や果物にまつわる裏技を5つ解説します。
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包丁で切り込みを入れてからゆでる
ゆでたジャガイモの皮が、自然に割れているのを見たことはありませんか。
いぶさんが紹介する方法は、この『皮が割れる』現象を活用した裏技です。
まず、包丁をジャガイモの中央に当て、動かしながら切り込みを『1周』入れます。

すべてのジャガイモに切り込みを入れたら、たっぷりのお湯でゆでましょう。

すると、切り込みを入れた部分の皮が、ぱっくりと割れるはずです。

切り込みの両側に親指を置いて、皮を『割る』ようなイメージで指をスライドさせます。

あっという間に皮がむけるでしょう。

ジャガイモの皮は冷めるとむきにくくなるので、熱いうちにむくのがポイントです。
スナップエンドウの筋を一度に取る方法
スナップエンドウはさやの左右に筋があり、調理する時は両方の筋を取らなくてはなりません。
片方ずつ筋を取るのは非効率。つまようじを使って両方の筋を一気に取ってしまいましょう。
まず、スナップエンドウのヘタにつまようじを刺します。

そのまま360度回転させてください。

ひねることでヘタがポキッと折れます。

ヘタが折れたら、つまようじを刺したまま下ろしましょう。

たったこれだけの作業で、両方の筋が同時に取れます。

イチゴのヘタを無駄なく簡単に取る方法
イチゴのヘタを手や包丁で取り除こうとすると、ヘタの緑が残ったり可食部を必要以上に切り落としたりしがちです。
フォークを使えば、ヘタをスムースに取れます。
フォークを『ヘタのすぐ下』に差し込みましょう。

そのままの状態で、イチゴを360度回転させてください。

イチゴが1周回ったら、フォークを持ち上げてヘタを取りましょう。

可食部をしっかり残しつつ、ヘタをきれいに取り除けます。

「子供にお手伝いをしてもらいたい」という人は、『ストロー』を使った方法がおすすめです。
イチゴの尖った部分からストローを差し込みます。

ストローをそのまま貫通させると、ヘタがぽこっと外れるでしょう。

ストローを差し込むことで実の中央がなくなってしまいますが、フォークを使うよりも安全に作業できます。
タマネギの皮を一瞬でむく方法
タマネギの中には、実と皮がくっ付いているかのようにむきにくいものがありますよね。
どのようなタマネギでも、最短で皮がむけるように少し工夫をしてみましょう。
まず、タマネギの根っこ側を切り落としてください。

頭のほうにも包丁を入れますが、切り落とさずに少しだけくっ付けておきます。

くっ付いているところを引っ張って、皮を1か所だけむきましょう。

皮がむけたところをスタート地点にして、残りの皮を一気にめくれば完了です。

もっとむきやすくしたい場合は、水に5分くらい漬けてから皮をむくのがおすすめ。

皮が水分を吸って柔らかくなるため、最後の工程をより簡単に行えるでしょう。