暑い季節が近づくと、食卓への登場回数が増えるのがそうめんです。
手軽に作れるのが魅力ですが、「ゆでた後に麺がくっ付いてしまう」「沸騰したお湯が鍋からあふれてしまう」といった悩みを持っている人もいるでしょう。
本記事では、そうめん作りをグッと楽にするアイディアを紹介します。
そうめん作りが快適に!裏技3選
紹介するのは、Instagramで時短テクニックを多数発信している、あの(ano_kurashi_)さんのアイディアです。
※動画はInstagram上で再生できます。
1.そうめん同士がくっ付かない裏技
まずは、沸騰したお湯にそうめんを入れます。

再び沸騰したら火を止めて、蓋をして5分間放置してください。

その後、冷水でぬめりがなくなるまで洗います。

写真の左側が『沸騰後に放置してゆでたそうめん』、右側が『通常のゆで方をしたそうめん』です。時間が経っても、左側のそうめんは絡んでいません。

そうめんがくっ付いてしまう原因は、ゆでる際にそうめんに含まれるデンプンが溶け出すことです。
火を止めて放置すると余熱でゆっくりと火が通り、デンプンの溶け出しを抑えられるため、麺同士がくっ付きにくくなります。
さらに、冷水でデンプンを洗い流すことで麺の表面がツルツルになり、麺同士が離れてくれるのです。
2.そうめんの吹きこぼれ防止テク
吹きこぼれは、スプーンを鍋の底に沈めると起こりにくくなります。
これは、スプーンを入れることで沸騰時の対流が複雑になり、泡の勢いが抑えられるためです。

また、木べらや菜箸を鍋のふちに置く方法でもOK。気泡が木べらにぶつかることで破裂して、泡の上昇が抑えられて吹きこぼれを防げます。

3.大葉の冷凍ストック術
そうめんの薬味に欠かせない大葉。毎回刻むのが面倒な時は、冷凍してストックしておくのがおすすめです。
細かく刻んだ大葉を麺つゆと一緒に製氷皿に入れ、冷凍庫で凍らせておきましょう。

使う時はそのまま取り出すだけで、冷たい麺つゆと香り高い大葉を手軽に味わえます。

冷蔵保存ではすぐにしおれてしまう大葉を、無駄にせず使い切りたい時にもぴったりの方法です。
あのさんが紹介するそうめんの裏技3選には、以下のような感想が寄せられました。
・ちょっとの手間でくっ付かないんだ。
・時間が経ってもくっ付かないのは魅力!
・木べらをのせただけで吹きこぼれが止まるなんて不思議。
本記事で紹介した裏技を取り入れることで、そうめん作りがグッとラクになります。ぜひ一度、自宅で試してみてください。
[文・構成/grape編集部]