するすると食べられて、暑い時季や食欲がない時にふと食べたくなる、そうめん。
ただ、ゆですぎてしまったり、使い切れなかった乾麺が台所の引き出しの奥にひそんでいたりと、余りがちなのが難点です。
先日、引き出しの整理をしていると、賞味期限が近いそうめんの乾麺が出てきて、困っていた筆者。
消費レシピを探したところ、なんと、から揚げの衣にそうめんを使うという驚きのアレンジを発見しました。

必要な材料は以下の通りです。
【材料】
・そうめん 2束
・鶏もも肉 1枚
・醤油 小さじ4分の1杯
・酒 大さじ1杯
・鶏ガラスープの素 ふたつまみ
・小麦粉 大さじ1杯
・片栗粉 大さじ1杯
・油 適量
まず、鶏もも肉1枚をひと口大にカットします。すでにカットされているものを購入して使ってもOKです。

鶏もも肉をポリ袋に入れ、醤油小さじ4分の1杯、酒大さじ1杯、鶏ガラスープの素ふたつまみを入れて揉み込み、5~10分ほど置きます。

その間に、そうめんの衣の準備をしましょう。

大きめの器に、そうめん2束を入れて、細かく砕いていきます。この時、手でポキポキと折っていくのがおすすめです。

鶏もも肉に味を付けてから5~10分ほど経ったら、小麦粉と片栗粉をそれぞれ大さじ1杯ずつ加え、全体にまぶします。


粉をまぶした鶏もも肉に、砕いたそうめんをたっぷりと付けたら、油で揚げていきましょう。


そうめんが焦げやすいので、160~170℃で揚げるのがポイントです。
いつものから揚げにそうめんをまぶすという、ひと手間を加えるだけで、ザクザク食感のから揚げが完成しました!

そうめんをカリッと揚げることで衣のベタ付きが軽減され、心なしか後味もさっぱり。そうめんの細さがちょうどよくて、ザクザクの食感がクセになる味わいです。
半信半疑で作ってみましたが、見た目はインパクト大で子供たちも「何これ!めっちゃカリカリ!」と大興奮。
残り物を活用しただけのシンプルレシピですが、とても喜んでもらえました。
老若男女から人気の、から揚げ。ぜひ、そうめんの衣のアレンジも試してみてください。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]