炊飯器でごはんを炊くたびに蓋から蒸気が出て、広がる香りに「今日もおいしく炊けたな」と感じる人も多いでしょう。
ごはんを食べ終わった後、炊飯器の蓋までしっかりと洗っていますか。
内側は蒸気でしっとりしているうえに、そこに飛び散ったデンプンや水分が加わると、見えないうちに雑菌やカビが発生しやすくなります。
さらに、放っておくとゴキブリの好物になるというから驚きです。
ゴキブリが出るNG行動7選の中から1つ、炊飯器のお手入れに関するポイントを紹介します。
実はゴキブリの好物…!?炊飯器の蒸気口は要注意
暮らしの掃除術を紹介している、マハロ(mahalo_kurashi)さんは、炊飯器の蓋を洗わないまま放置すると、ゴキブリが出やすくなるとInstagramで紹介しています。
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湿気があり、暗くて暖かい炊飯器の内部は、ゴキブリにとって絶好のすみかとなってしまうのだそうです。

特に、蒸気口に溜まった汚れは、彼らの『ごちそう』にもなりかねません。
きれいに見えても、定期的なお手入れはしっかりと行いましょう。

正しいお手入れ方法で、清潔に長持ち
炊飯器を掃除する際の基本手順は以下の通りです。
炊飯器の掃除手順
まず、内釜と蓋加熱板、しゃもじは、台所用中性洗剤を付けたスポンジでやさしく洗います。
水容器と蒸気蓋は、水洗いしましょう。ぬめりやにおいが気になる場合は、ぬるま湯でしっかり洗い流します。

すべてのパーツを洗い終えたら、乾いた布で水分をしっかり拭き取ります。自然乾燥に頼ると、水跡やカビの原因になることもあるので注意してください。
また、炊き込みごはんなどで調味料を使った場合も注意が必要です。
においや腐敗、さらにはサビの原因にもなるため、使ったその日のうちに掃除するよう心がけましょう。
炊飯器の蓋や蒸気口は、ごはんを炊くたびに少しずつ汚れていく場所ですが、意外と見落とされがちです。
『また今度』と後回しにする前に、まずは週末の習慣として取り入れてみませんか。
[文・構成/grape編集部]