冷蔵庫の中でも、特に汚れが溜まりやすいのが野菜室です。
野菜に付着した土や、はがれ落ちた皮やくず、保存中に染み出した水分など、汚れの種類は多種多様。
放置すると、「実は雑菌だらけだった…」という事態にもなりかねません。
『簡単掃除術』や暮らしのライフハックを発信している、こな(kona_kurashi_)さんのInstagramから、野菜室を手早くきれいにする『お手入れルーティン』を紹介します。
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野菜室の掃除に便利なアルカリ電解水
こなさんの自宅にある冷蔵庫。一見すると、野菜室はきれいに整っているように見えます。
しかしこなさんによると、「野菜室は、トイレの床より菌だらけ」とのこと。雑菌は直接目に触れないからこそ、こまめな対策が必須です。
食中毒を防ぐためにも、定期的にお手入れしましょう。
まず、野菜室に入っている食品をすべて外へと出してください。

野菜室の底に溜まった汚れを取り除きましょう。
続いて、100円ショップの『ダイソー』で販売されている、『アルカリ電解水クリーナー 落ち落ちV』を吹き付けて拭いていきます。

忘れてはいけないのが、パッキンの溝です。ホコリや小さなゴミのほか、野菜から出た汁が染み込んでいる可能性も。
アルカリ電解水を吹き付けた綿棒を使って、お手入れしましょう。
パッキンの溝に沿って、綿棒をスーッと滑らせるだけでOKです。

側面も忘れずに掃除してください。

これで野菜室の清掃は完了です。アルカリ電解水には界面活性剤が含まれていないので、二度拭きの必要はありません。
汚れにくくするための工夫も取り入れてみて
掃除を終えたこなさんが用意したのは紙袋です。複数枚用意しましょう。
持ち手部分を内側へと折り込むだけで、収納ケースに早変わり。高さを自由に決められるので、ぴったりのサイズで使えますよ。

試しにこなさんがネット入りのタマネギを収納してみると、スポッと気持ちよく収まりました。
プラスチック製の収納ボックスとは違い、形を変えやすいのも魅力の1つです。

紙袋ケースに入れておけば、タマネギに付着した土が庫内を汚すことはありません。また、はがれ落ちた皮が底に散らばらないため、お手入れも楽になります。
汚れたらすぐに取り替えられる点も、助かるでしょう。
あとは、出した野菜を戻していけば、野菜室のお手入れは完了です。
こなさんが紹介する方法なら忙しい人でも実践しやすいので、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]