ごはんをしゃもじでよそう時、米粒がくっ付いてストレスを感じたことがある人は多いでしょう。
米粒がくっ付きやすくなったしゃもじは、簡単なお手入れ方法で元通りになるかもしれません。
本記事では家の中の掃除術を発信している、こな(kona_kurashi_)さんのInstagramから、しゃもじを復活させる方法を詳しく解説します。
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しゃもじに使うのは『キッチン泡ハイター』
お米がくっ付くしゃもじを使うたびにストレスを感じているのは、こなさんだけではないでしょう。
こなさんが投稿内で実践しているように、くっ付いたお米を茶碗の縁に擦り付けると、せっかくの粒が潰れてしまいます。
「そろそろ買い替え時かな…」と思ったら、まずはこなさんが紹介している復活技を試してみてください。
用意するのは、ドラッグストアやスーパーなどで税込み385円で販売されている、花王株式会社の『キッチン泡ハイター ハンディスプレー』です。
スプレータイプで手軽に使えて、キッチン周りを素早く除菌、漂白、消臭できます。

まず食品用ラップを広げて、そこに『キッチン泡ハイター』をスプレーしましょう。

泡の中に埋めるようにして、しゃもじを置いてください。

さらに上からもスプレーします。
泡がしゃもじにしっかり密着するよう、ラップで包みましょう。

そのまましばらく放置してください。
ラップからしゃもじを取り出したら、『キッチン泡ハイター』の成分が残らないよう、中性洗剤を使ってしっかり洗いましょう。

しゃもじでごはんをよそってみると、米粒がくっ付かなくなっているはずです。

キッチン泡ハイターで復活する理由と注意点は?
『キッチン泡ハイター』でしゃもじが復活することに、「一体なぜ?」と疑問に思う人もいるでしょう。
しゃもじを長年使っていると、お米に含まれるデンプン質がはがれないまま蓄積するケースがあるようです。
糊のようになったデンプンが表面に残ると、さらに米粒がくっ付きやすい状態に。『キッチン泡ハイター』を使えば、残ったデンプン質を分解除去できるため、くっ付きにくくなるのです。
ただし、長年使ったしゃもじに米粒がくっ付くようになる理由はさまざまで、『キッチン泡ハイター』で必ず復活できるとは限りません。
とはいえ、手元に『キッチン泡ハイター』がある場合は、一度試してみて損はないでしょう。
なお、塩素系漂白剤に対応していないしゃもじに使ったり、放置時間が長すぎたりすると、変色や傷みの原因になりかねません。
しゃもじの素材をあらかじめ確認し、放置時間は30分程度にとどめましょう。
また、使う時はしっかりと換気しながら、手袋を着用して作業してください。
こなさんの投稿には、さまざまな意見が寄せられていました。
・簡単にできるのがいいですね!
・ごはん粒がくっ付くのが、地味にストレスでした。対策できるのは嬉しいです。
・早速実践して、我が家のしゃもじをよみがえらせます!
毎日使うものだからこそ、家事の手間を減らすためにも、ぜひ取り入れてみてください。
[文・構成/grape編集部]