子供が学校から持ち帰ってきた習字道具を洗おうとすると、洗面台が墨で汚れてしまい、掃除に時間がかかってしまうもの。
筆や硯を洗う作業よりも、汚れた洗面台をきれいに戻すほうが大変に感じることもあるでしょう。
そんな時は、ズボラ主婦のライフハックを発信している、うた(uta_kurashi_souji)さんが紹介する方法がおすすめです。
本記事では、墨汚れを防ぎながら筆を洗える裏技を、うたさんのInstagramから紹介します。
習字の筆はペットボトルで洗う
必要なアイテムは、2ℓのペットボトルだけです。
まず、ペットボトルを半分に切ります。ケガを防ぐために、切り口はマスキングテープなどで保護しておくと安心です。

キャップ側のパーツを洗面台の排水口に入れましょう。

その状態で水を流しながら筆を洗えば、汚れた水はそのまま排水されるので、洗面台が汚れにくくなります。

また、ペットボトルの下側を使って、そこに水をためて筆を洗うことも可能です。汚れた水はそのまま流せるので、掃除の手間が省けるでしょう。

硯もペットボトルの中に入れて洗えるほか、つけ置きもできます。


使用後は、ペットボトルを重ねて水切りしておくと乾きやすく、次回もすぐに使えるでしょう。

洗濯バサミで筆をペットボトルに固定しておけば、そのまま乾かせて便利です。

なお、使うペットボトルは、硯が入るサイズを選ぶのがポイントです。また、柔らかめの素材のものであれば、切りやすいでしょう。
洗面台が墨で汚れてしまった時の対処法
洗面台に墨が付いてしまうと、雑巾でこすってもなかなか落ちないことも。軽い汚れなら、お風呂用洗剤やクリームクレンザーを使ってこすり洗いし、最後に水でしっかりと洗い流しましょう。
時間が経って落ちにくくなった汚れには、『塩素系漂白剤』の使用がおすすめです。ただし、洗面台に使える素材かを事前に確認してください。
泡タイプの塩素系漂白剤を吹きかけ、5分ほど放置して様子を見ます。落ちない場合はさらに5分放置してから、水でよく洗い流しましょう。
なお、メラミンスポンジを使っている人もいるかもしれませんが、使わないのが無難です。洗面台の表面を削ってしまい、光沢がなくなる可能性があります。
「習字セットの片付けを子供に任せたい」と考えている人にも、ペットボトルを使った方法はぴったりです。
ぜひ取り入れて、掃除の負担を軽くしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]