キッチン周りのスペースを無駄なく有効活用するためには、デッドスペースを作らないことが大切です。
収納家具はもちろん、キッチンに欠かせないゴミ箱についても、ぴったりサイズで収まるものを選ぶとよいでしょう。
とはいえ、実際にはぴったりサイズのゴミ箱を見つけ出すのは難しいもの。「見つかったけれど価格が高くて手が出せない…」というケースもあります。
それなら、自分でぴったりサイズのゴミ箱を作ってみませんか。
Instagramで家事を楽にする収納テクニックを発信している、ゆの(kajiraku_yuno)さんの投稿から、作り方を紹介します。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
省スペースにもぴったり収まり安心
ゆのさんの自宅のキッチンはスペースに余裕がなく、ゴミ箱を設置できるのは食洗機下のわずかな隙間だけなのだとか。
横幅や奥行き、そして高さにまで制限があると、ぴったりサイズの既製品を見つけ出すのは困難でしょう。
そこでゆのさんが注目したのは、100円ショップの商品を使って、ゴミ箱を自作する方法です。
ゆのさんは、100円ショップの『ダイソー』で購入した以下のアイテムで作っていました。
【材料】
・『ワイヤーネット(マットホワイト)62cm×19cm』 2枚
・『ワイヤーネット(マットホワイト)51cm×26cm』 2枚
・『プレート双輪キャスター2個入40mm』 2個
・結束バンド

早速作り方を見ていきましょう。
サイズが異なる2種類のワイヤーネットを使用するので、まずは縦幅が短いほうと同じ長さになるよう、長いほうに手を加えていきます。

長いほうのワイヤーネットをテーブルの上に置き、上から体重をかけて曲げましょう。この時、テーブルに傷が付かないように、タオルを敷いて作業するなど工夫してください。

曲げた部分がゴミ箱の底になるような形で、ワイヤーネット同士を結束バンドで固定します。

反対側の側面も、結束バンドで留めておきましょう。

でき上がった四角い箱をひっくり返し、底部分にキャスターを4つ取り付けます。位置を調整し、こちらも結束バンドで固定してください。

結束バンドの余った部分をハサミで切って処理すれば、作業は完了です。

ゆのさんは、でき上がったゴミ箱に45ℓタイプのゴミ袋をセット。

すっきりきれいに収まりました。
持ち手付きの袋をかけたいならもうひと工夫
持ち手付きの袋を引っかけて使いたい場合は、『ダイソー』の商品をもう1つ使って工夫しましょう。ゆのさんが用意したのは、『はずれにくいスチールフック(ホワイト)』です。

ワイヤーネットとの相性がよく、簡単には外れないのが魅力。ゴミ袋をセットするのにもぴったりなアイテムです。

『スチールフック』をワイヤーネットの中段の外側に、逆向きでセットします。
袋の口を大きく開き、持ち手部分を大胆に外へ出したら、フックに引っかけておきましょう。

ゴミを入れやすいのはもちろん、力を加えても安定感が保たれます。

ゆのさんのDIYアイディアに対して、以下のようなコメントが寄せられました。
・私も作りました!ぴったりサイズでいいですね。
・アイディアがすごいです!
・好きな大きさがなければ、自作すればいいんですね!目から鱗です。
『ダイソー』を始めとする100円ショップには、大きなものから小さなものまで、さまざまなサイズのワイヤーネットが売られています。
ゆのさんは折り曲げて使用していますが、ぴったりサイズが見つかれば、もちろんそのまま使用してOKです。
その場合は、底板になる部分のワイヤーネットを別で調達しておきましょう。
ゴミ箱のサイズ選びで困っている人は、ぴったりゴミ箱をDIYで製作してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]