子供のお弁当を作る時には、見た目を華やかに仕上げて食欲を引き出す工夫も大切です。
とはいえ、忙しい朝の時間帯に手間のかかる作業をするのは難しいと感じる人も多いでしょう。
そんな時におすすめなのが、卵料理の見た目を少し工夫するアイディアです。
本記事では、家事に役立つ裏技を投稿している、ちゃんまい(mai_hakku)さんがInstagramで紹介している、お弁当にぴったりな卵のアレンジレシピを3つ紹介します。
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ゆで卵があっという間にお花の形に
ちゃんまいさんがまず紹介しているのは、花の形に変身するゆで卵です。
沸騰したお湯に卵を入れ、菜箸で1分ほどクルクルと回したら、そのまま8分放置してゆで卵を作ります。

ラップを敷き、その上に5本の竹串を等間隔に並べてください。

竹串の上に殻をむいたゆで卵を置いたら、ラップごとギュッと巻き付けるように固定しましょう。

両端を輪ゴムでしっかり留めます。

5分ほど置いたら竹串を外し、断面をカットすれば完成。

竹串を当てていた部分がへこみ、かわいらしい花の形になりました。
ちゃんまいさんは、卵をカットする際、包丁ではなく長めにカットした糸を使用。3個のゆで卵を縦に並べれば、一度にカットできます。断面がボロボロになりにくく、きれいに仕上がるでしょう。
卵焼きを花柄にする方法
卵焼きを入れる場合は、以下2つのアレンジがおすすめです。
1つ目は、卵焼きの表面に小さな花をちりばめる方法。まるで花畑のような見た目が楽しめます。
使用するのは、100円ショップの『ダイソー』で購入できる『バンダイ サブキャラフル 花型 約40枚入り 2.8g』というチップ。

魚が原料で、花形のほかにも星型やハート型などがあります。
まずはいつも通りに卵焼きを作ってください。

最後のひと巻きの前に、フライパンの上にチップを並べましょう。

スプーンで少量の卵液を流し込んでチップを固定したら、残りの卵液を入れて巻いて仕上げてください。

表面に花が並んで、見た目がグッと華やかになります。

卵シートで作る立体お花ロール
2つ目は、卵シートをクルクルと巻いて立体的に仕上げる方法です。
卵に好みの味付けをしたら、フライパンに流し込みます。


アルミホイルで蓋をしてふっくらと蒸し焼きにしてください。

焼き上がったら半分にカットしましょう。

カットした卵の中央に細かく切り込みを入れます。

半分に折り、端からクルクル巻いていけば完成です。

巻き終わりを軽く固定すれば、まるで花飾りのようなかわいらしさに。普通の卵焼きよりもボリュームが出やすく、お弁当の隙間埋めにもぴったりです。

「卵シートが破けてしまうかも」と不安な場合は、卵液に片栗粉をひとつまみぶん加えてみてください。また、切れ込みは細かく入れると、仕上がりがよりかわいらしくなります。
ちゃんまいさんのアイディアには、多くのコメントが寄せられています。
・ゆで卵のお花が特にかわいくてお気に入りです!
・卵料理のバリエーションが増えて助かります。
・こんなおかずが入っていたら、テンションが上がります!
お弁当の見た目を華やかにしたいと思っても、毎日同じおかずでは限界があります。特に子供の場合、好き嫌いの関係で入れられる食材が限られてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、普段の卵料理の『形』を少し変えるだけでも十分です。子供が喜ぶお弁当を作りたい時に、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]