2025年7月2日から東京ディズニーリゾートで始まった、夏のイベント『サマー・クールオフat Tokyo Disney Resort』。
本記事では、夏のイベントのほか、びしょ濡れイベントの濡れ具合や、対策、夏だからこそあると便利な持ち物について紹介します。
『サマー・クールオフat Tokyo Disney Resort』は何がある?
東京ディズニーランドでは、ベイマックスが、暑さによって低下したゲストの『エナジーレベル』を上げるため、水やミストを撒くパレード『ベイマックスのミッション・クールダウン』を実施しています。

また、東京ディズニーシーでは、2025年から新規エンターテイメントショー『ドックサイド・スプラッシュ・リミックス』を開催。
両パークで、ずぶ濡れになるアトラクションなども用意されており、暑い夏でも楽しめることでしょう。
夏の東京ディズニーリゾートの注目は?
同月1日、メディア向けに先行プレビュー公演が行われました。
東京ディズニーランドでは、『ベイマックスのミッション・クールダウン』の開始前に、楽曲でコラボレーションをした3人組バンド『Mrs. GREEN APPLE』がサプライズで登場!
パレードとともに、大きな盛り上がりを見せていました。

東京ディズニーシーでも『Mrs. GREEN APPLE』とコラボ
東京ディズニーシーでは、メディテレーニアンハーバーと、リドアイルから水が噴き出す『“びしょ濡れ”ハーバースプラッシュ』を開園~16時50分頃まで開催中。
12時と15時台を除いた、9~16時の毎時50分には『スプラッシュタイム』が行われます。

『Mrs. GREEN APPLE』の音楽にのせて、メディテレーニアンハーバーと、リドアイルから大量の水が吹き出す『スプラッシュタイム』は、90秒ほどしかないので、お見逃しなく!
ほかのずぶ濡れイベントよりも、濡れる範囲が狭いので、比較的写真や動画も撮りやすいでしょう。
『Mrs. GREEN APPLE』のファン、通称『JAM'S(ジャムズ)』の人の姿も見られました。
びしょ濡れになって熱くなった身体を、クールダウンさせてみませんか。

新ショー『ドックサイド・スプラッシュ・リミックス』
アメリカンウォーターフロントにある『ドックサイドステージ』とその周辺で楽しめる、夏の新たなショー『ドックサイド・スプラッシュ・リミックス』。

以前は『ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!(以下、『ジャンボリミッキー』)』が行われていた場所です。
東京ディズニーランドでは引き続き公演中ですが、惜しまれながら終了した東京ディズニーシーの『ジャンボリミッキー』。
なんと、このショーで再び『ジャンボリミッキー』を楽しめる演出もありました!

ミッキーマウスやディズニーの仲間たちは、クールな音楽とダンスで夏の暑さを吹き飛ばすようなダンスフェスを開催。
会場にはランウェイも用意され、ノンストップ・ダンスフェスティバルが始まります。
最初に登場するのは、デイジーダック、ミニーマウス、クラリスの『ガールズ』が登場し、メッセージソングを歌いあげると…キャラクターたちが続々と登場。

ミッキーマウスは、なんとS.S.コロンビア号の上段に姿を現しました!


ダンサーとともに、オープニングのダンスナンバーが繰り広げられると、キャラクターたちがそれぞれのパフォーマンスを披露。
そして、「ドックサイド・スプラッシュ!」の掛け声で大量の水が噴き出します!

その後、ドナルドダック、チップ、デールたちが暑さを吹き飛ばすために水を撒き、会場はさらにびしょ濡れに。
デイジーダックとクラリスが、ランウェイを歩き会場の中央付近で歌っていると、着替えたミニーマウスが登場します。



ミニーマウスが着ていた衣装は、以前『ドックサイドステージ』で行われていたショー『ハロー、ニューヨーク!』でも着用していた、ピンクと青が特徴的な洋服とリボン。
ほかにも、これまでのショーで着用していた衣装が使われており、ファンにとっては感激だったようです。

会場が盛り上がってきたところで、流れた音楽は、エレクトロダンスミュージックにリミックスされ、パワーアップした『ジャンボリミッキー』でした!
クールなビートでアレンジされた『ジャンボリミッキー』を、会場一体となってお馴染みの振り付けで踊っていましたよ。


火花と大量の水も放たれさらに盛り上がると、ホースを持ったダンサーが水を撒き散らします。
ミッキーマウスの「ドックサイド・スプラッシュ!」の合図で火花と水が一気に噴き出し、フェスを締めくくりました。



全員が帰る中、ドナルドだけが再び姿を現します。
…ここで油断禁物!
ドナルドが最後にソロステージを開催し、大量の水と火花のサプライズで盛り上げます。
「終わった~!」と思ったら、最後までずぶ濡れになるので気を付けてくださいね。


『ドックサイド・スプラッシュ・リミックス』は、夕方~夜にかけて1日3回の公演を予定。
抽選で観られる『エントリー受付』、1回税込み2500円で予約ができる『ディズニー・プレミアアクセス』、ホテル宿泊プラン『東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ』のエリアが用意されています。
ほか、抽選に落選した人などはエリア外から鑑賞が可能です。
容赦ない水浴びを楽しめること間違いなし!新しい夏のショーを楽しんでみてくださいね。

『ドックサイド・スプラッシュ・リミックス』は、どのくらい濡れる?
筆者が取材した場所は『C-1-4』あたりでした。通常は、『ディズニー・プレミアアクセス(通称『DPA』)』のエリアです。

筆者の体感では、常にゲリラ豪雨のような土砂降りの雨が降っているような感覚でした。
ポンチョを着ていても、裾は濡れてしまったので、着替えがない人や服を濡らしたくない人は長めのレインコートを持っていると安心でしょう。
レインコートなどを着用せずに鑑賞した場合は、下着の着替えも必要かもしれません。
フードを被っていないと、髪の毛から水が滴るほど濡れます。
また、水たまりができるほど大量の水が降り注ぎます。

地面に置いていた荷物は、ゴミ袋で二重にしていたため濡れませんでしたが、上から袋をかけておくだけだと、底が濡れてしまうので気を付けてください。

スマートフォンやカメラで撮影をする場合は、レインカバーを用意するなど壊れないようにあらかじめ対策をしてくださいね。
夏の東京ディズニーリゾート、持ち物は?
夏の屋外はとても暑いので、熱中症に注意しなければなりません。
東京ディズニーリゾートでも、こまめな休憩や水分補給をうながしています。
特に移動をする際や、並ぶ場所によっては日差しが照り付けることがあるので、暑さ対策は大切です。
筆者が取材の時に、持ち歩いたのは以下の通り。
・日傘
・サングラス
・ハンディファン
・冷感タオル
・汗拭きシート
・飲み物
・着替え
・タオル
・ゴミ袋
・レインコート
・濡れたものを入れる袋
・日焼け止め
・塩分を摂取できるタブレット
日傘は多くのゲストが使用していました。パレードやショー中など、一部使えない時もあるので、キャストの指示に従いましょう。
また、サングラスは、外すと目を細めていないと前が見えないぐらいまぶしい時がありました。
目を守るためにも、サングラスを持っている人は、カバンに入れておくことをおすすめします。
暑さ対策として、ハンディファンを持ち歩くのもいいですよ。外はもちろん、エアコンが効いているところで使うと、涼しい風を浴びることができてクールダウンできるでしょう。
ほかには、水で濡らすと冷たく感じる冷感タオルや、汗拭きシートもおすすめ。
厚手でたくさん入っている汗拭きシートは、持ち運ぼうとするとかさばってしまいがちですよね。
筆者は、ジッパー付き保存袋に数枚移し替えて、空気をしっかり抜いてから持ち運びました。

こうすることで、かさばらず、使い切ったら捨てることができるので荷物も減りますよ。
夏は『ドックサイド・スプラッシュ・リミックス』のように濡れるプログラムがあります。着替えやタオルなどを用意しておくと、濡れても安心です。
特に、東京ディズニーシーでは、夜に濡れるショーがあるため、帰る時にビショビショ…なんてことがないように、準備しておくのをおすすめします。
着替えが、かさばってしまう場合は、大きめのジッパー付き保存袋に入れて空気を抜いて圧縮するとコンパクトになりますよ!
鑑賞する場所によっては、かなり濡れることがあるので、ゴミ袋を荷物にかぶせたり、レインコートを用意したりして対策をしましょう。

荷物を濡れないようにしたい時は、まず袋に荷物を入れてから地面に置き、その上からさらにゴミ袋を被せるのがおすすめです。


ほかにも、夏ならではの必需品を持ち歩いていました。
パークには、水筒やペットボトル飲料、凍らせたペットボトルの持ち込みが許可されています。
パーク内にはペットボトル飲料の販売機も用意されているので、飲み切ってしまったら追加で購入も可能。
さらに、ウエスタンランドには、水を補給するスポットが用意されていました。

夏の期間は、シェイブアイスなどひんやりメニューも用意されているので、適度に休憩を挟んで身体を休めましょう。
熱中症対策をしながら、夏の東京ディズニーリゾートを楽しんでくださいね!
©Disney
[文・構成/grape編集部]