衣類やタオルをふわっとさせたい時に使う、柔軟剤。

中には、「香りが強すぎる」「肌に合わない」という人もいるでしょう。

そこで近年、ネットで注目を集めているのが、お酢を柔軟剤の代わりに使うという方法です。

しかし、電気店を営んでいる、沼澤栄一(sakaedk_kameido)さんによると、お酢を使う方法には注意点があるといいます。

沼澤さんがInstagramに投稿したこちらの動画をご覧ください。

お酢を柔軟剤の代わりに使う『思わぬリスク』とは?

沼澤さんによると、お酢には柔軟剤と同様に衣類をふんわりと仕上げる効果があるそうです。しかし、お酢は酸性なので金属をサビさせるリスクがあるとか。

沼澤さんは、一例として寿司店に納めた洗濯機のエピソードを語っています。

寿司店に納めた洗濯機を見ると、たいていサビています。

もちろん、お酢を使って洗濯しているわけではないんですけど、やっぱり服やおしぼり、タオルなどにお酢が染み込んでいますよね。

それを洗うことによって、洗濯機がサビているんだなと、その時に気付きました。

なお、洗濯機を製造するメーカーも、お酢の酸性が強いため、サビや運転不良の原因になる恐れがあるとして、使用を推奨していないようです。

お酢を柔軟剤の代わりに使う『落とし穴』には、「怖い」「寿司店の話で、とても納得した」というコメントが寄せられました。

また、「酸性の液体洗剤を買ったのですが、使用を控えたほうがいい?」という質問に対して、沼澤さんは「液体洗剤は濃度も考慮されているから大丈夫だと思います」と答えています。

ただし、誤った使い方をすると柔軟効果が得られないだけでなく、洗濯物や洗濯槽を傷める恐れもあるため、使用方法には注意が必要です。

お酢に限らず、洗濯機などの家電に、本来想定されていない液体や成分を使うことには注意が必要でしょう。

[文・構成/grape編集部]

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