ピーマンの肉詰めを作っていて、「焼いているうちに肉が剥がれてしまった」という経験はありませんか。
「肉を詰める前に小麦粉を振るといい」とよくいわれますが、それでも剥がれてしまうこともあるでしょう。
本記事では、しーばママ(shi_bamama)さんのInstagramから、『肉だねが剥がれにくいピーマンの肉詰めの作り方』を紹介します。
特別な道具を使わず、ちょっとしたひと手間で改善できる裏技です。
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ピーマンに肉を詰める前に『フォーク』で穴を開ける
しーばママさんが紹介するのは、小麦粉をつなぎに使う裏技ではありません。用意するものは『フォーク』1本だけです。
まず、ピーマンを縦半分に切り、ヘタと種を取り除きます。

次に、『フォーク』を使ってピーマンの内側に穴を開けましょう。ピーマン全体に、まんべんなく穴を開けるのがポイントです。

穴を開けたピーマンに、肉だねを詰めましょう。
ピーマンと肉の間に隙間ができないようにぎっしり詰めると、より剥がれにくくなります。
準備ができたら、通常どおりに焼けば完成です。

ピーマンから肉が剥がれることなく、きれいに焼けます。

そもそも肉が剥がれてしまう理由は、加熱によって肉が縮んで、ピーマンとの間に隙間が生まれてしまうためです。
また、加熱したピーマンから出る水分が、肉との密着を弱めてしまうのも原因といえます。
焼く前にピーマンに穴を開けて、空気と水分の逃げ道を作っておけば、肉が剥がれにくくなるでしょう。
たったひと手間加えるだけで、驚くほどきれいに仕上がるので、ぜひ試してみてください。
ピーマンを『まるごと』使った肉詰めもおすすめ
肉が剥がれてしまうのが気になる場合は、ピーマンを切らずに『まるごと』使う方法もおすすめです。
まず、ピーマンのヘタを下へグッと押し込み、ヘタと種だけを取り除きます。
ピーマンの中をすすいだら、スプーンを使って肉だねを詰めてください。
あとは、フライパンでじっくり焼けば完成です。ボリューム感があって、食べ応えのあるピーマンの肉詰めが完成します。
どちらの作り方も特別な道具を使わないので、ぜひ気軽に試してみてください。
[文・構成/grape編集部]