日本一の高さを誇る『富士山』。絵画や写真などの芸術作品の題材としても有名です。
『冨嶽三十六景』で知られる葛飾北斎など、名だたる芸術家たちが、荘厳な景色を描写してきました。
写真家のToshi(@Toshi_photo_)さんも、夏の富士山で見られる『眼福』の景色を撮ろうと試みたのです。
2025年6月下旬、「『胸熱』なシチュエーションだった」と振り返る好条件で撮影した写真をXに投稿し、多くの人の注目を集めました。
「美しさのあまり、悶絶しながらシャッターを切った『ダブル赤富士』」というコメントが添えられた、幻想的な1枚がこちらです。

なんとぜいたくな景色でしょうか…。
Toshiさんが撮影したのは『赤富士』と呼ばれる光景。空気が澄む夏の朝に、山の地肌が日光で暗褐色に色づいた時に見られるといいます。
赤く染まった様子は火山のようにも見え、圧倒されます。
さらに、富士山が上下反転して湖面に映る『逆さ富士』も相まって、壮大さが増した1枚になっていますね。
富士山の平時とは異なる美しい『姿』をおさめた投稿には、7万件を超える『いいね』が付き、称賛のコメントが相次ぎました。
・これはお見事。美しすぎる!
・悶絶の光景ですね。
・圧巻の風景ですね!ご利益がありそうです。
・神々しく、息を呑む光景ですね。圧倒されました。
一般的に登山を楽しむ人が多い富士山。
芸術家の表現によって異なる、富士山の作品の『表情』を楽しむのも一興ですね…。
[文・構成/grape編集部]