親子でスーパーマーケット(以下、スーパー)に行くと、子供の目はあちこちに向きがち。店内には、気になるものや目を引く商品がたくさん並んでいます。
接客業に携わっている、あとみ(@yumekomanga)さんのもとに届いたのは、かつてスーパーで店員をしていた読者からのエピソードです。
あとみさんが漫画にしてInstagramに投稿すると、大きな反響が上がりました。
どうやら、レジの近くの棚に、幼稚園生くらいの男の子がやってきたそうで…。





目当ての商品が棚の上のほうにあった男の子は、自力で取ろうと、なんと棚を登り始めてしまったのです。
その様子に気付いた店員は、すぐに危険を察知。男の子をひょいと抱き上げて、ジャンプに合わせて商品を取らせてあげたといいます。
エピソードを寄せた読者は「かなり昔の話です」と前置きしつつ、「余計なことだったかも」と振り返りました。
確かに、見知らぬ子供に触れることは、判断が難しい場合もあるでしょう。
しかし、男の子はケガをせずに済み、棚も倒れず、何より本人が「自分で取った!」と誇らしげな顔をしていたのだとか。
あとみさんは「男の子のジャンプに合わせて持ち上げてあげたのが優しいな」とコメントを添えています。
エピソード漫画には、さまざまな声が上がりました。
・棚が倒れなくてよかった!この場合は仕方がないですよ。
・危険も回避し、子供の「自分でしたい!」という気持ちも大切にしていて、素敵!
・余計なことだなんて思いません。温かい対応だと思います。
一方で、「親がしっかり見ていないと危ない」といった声も寄せられました。買い物中はどうしても手が離せないこともありますが、なるべく目を離さずにいられると安心ですね。
あとみさんは以前にも、2ℓのペットボトルを自分で持ちたがる、ヨチヨチ歩きの子供のエピソードを漫画にして紹介しています。
子供の気持ちに寄り添いながら、優しく手を差し伸べる大人たち。そのやり取りに、思わず心が温まりますね。
[文・構成/grape編集部]