お菓子の中には、「ちょっとパッケージが開けにくい…」と感じるものもあるでしょう。
しかし、「開封しづらい」や「食べにくい」といった悩みを抱きがちなお菓子は、ほんの少し開け方を工夫するだけで、問題を解決できます。
『ちょっと楽する暮らし術』をテーマに、数多くの情報を発信している、まー(mur_simplelife)さんのInstagramから、お菓子のパッケージの開け方を紹介します。
パーティーにもおすすめの『みんなが食べやすい開け方』
駄菓子の定番といえば、株式会社やおきんのロングセラー商品『うまい棒』です。
スティック状のお菓子は、開封する前のひと手間でより食べやすくなります。
まず、うまい棒の袋をテーブルの上に置きましょう。
手のひらをお菓子の上にのせて、グッと圧を掛けていきます。バキッと割れた感触があったら、そこで力を加えるのをやめてください。

あとは通常どおりに開封するだけ。中身のスティックが、きれいに4つに割れています。みんなでシェアしたい時に役立つでしょう。

続いて、ポテトチップスの開封方法です。
ポテトチップスはさまざまなメーカーから発売されていますが、メーカーやサイズを問わず、袋タイプに幅広く活用できるアイディアなので、ぜひ試してみてください。
まずはポテトチップスの袋を逆さまにしましょう。下側の角を、内側へと折り込みます。

底を押し込んでください。

袋を上向きに戻して、普段どおりに開封します。

袋が自立するので、ポテトチップスが食べやすくなるでしょう。底を押し込めば、残りが少なくなっても、取り出しやすいのがメリットです。
なお、まーさんは、筒タイプのポテトチップスを開封する際のコツも紹介しています。
中の袋を取り出したら、パッケージの上を開け、バナナの皮をむくように開いてください。

開けた袋の端は、筒に引っ掛けて固定します。こちらもポテトチップスが下から押し出され、食べやすくなるでしょう。

開封時の地味なストレスを解消
続いてまーさんが紹介しているのは、お菓子の袋を開封する際の、地味なストレスを解消するテクニックです。
株式会社ブルボンの人気お菓子『ルマンド』は、幾層にも重なった薄いクレープ生地が魅力。
軽い口当たりとほどよい甘さで多くの人を魅了していますが、「開封時にグチャグチャになってしまった…」というケースも少なくありません。
中身をきれいに取り出すためには、まず小袋中央のフィルム部分を立ち上げてください。そのままスーッと引き下げましょう。

端部分から引き下げていくと、お菓子の形が崩れず食べやすくなります。

江崎グリコ株式会社の『ビスコ(5枚×3パック)』も、開封時に形が崩れやすいお菓子の1つです。

まーさんは、パッケージ端にあるギザギザ部分の2つ目から開けるようおすすめしています。

ビスケットの端から袋が割けるので、崩れて食べにくくなることもないでしょう。

HARIBO Japan株式会社の人気グミキャンディ『HARIBO ゴールドベア』も、開封しにくいお菓子として知られています。

パッケージ裏にある、つまみを下ろしてください。

この時、2枚重なっているつまみの裏側だけを引き下ろすのがコツ。あっという間に開封できて、ストレスフリーで食べられます。

「開けにくい」「食べにくい」といった悩みを解決できれば、おやつタイムがより楽しくなるでしょう。
まーさんが紹介しているアイディアは、友達や家族とお菓子パーティーを楽しむ時にも役立つものばかりなので、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]