気温が上がってくると、虫たちの行動も活発化します。家の中にゴキブリが出没する機会も増えるため、注意しましょう。
普段やりがちな行動の中には、ゴキブリを自宅に招くきっかけになるようなものも少なくありません。
遭遇率を下げるためには、どのような行動を避けるべきなのでしょうか。
Instagram上で家事に関するさまざまな裏技を紹介している、ひよ(zubora_oshi)さんの投稿から、5つのNG行動を紹介します。
家の中の掃除は念入りに
ゴキブリを招かない環境を作るためには、まず家の中を整えることが大切。
きれいにしているつもりでも、つい見落としてしまいがちなポイントを、ひよさんが紹介してくれています。
まずはキッチンにある炊飯器のスチームキャップ。蒸気口とも呼ばれるパーツです。
内窯や蓋は使うたびにきれいにしていても、「スチームキャップは盲点だった…」という人も多いのではないでしょうか。
ひよさんによると、掃除しないまま放置した結果、ゴキブリが中に住み着いてしまうケースもあるそうです。

外せる部分はすべて外し、中性洗剤でお手入れしましょう。完全に乾いてから元通りにセットすればOKです。

通販などで家に届く段ボールにも注意しましょう。ゴキブリの卵が付いていると、家の中で保管中に孵化して繁殖する可能性があります。

できるだけ素早く、家の外に出しておくとよいそうです。

常温保存も可能なタマネギは、実はゴキブリの大好物なのだとか。

そのまま置いておくと、呼び寄せる要因になる可能性があります。においが外に漏れ出ないよう、密閉して保存するか、野菜室に入れておくのがおすすめです。

飲み終わった後のペットボトルや空き缶を放置するのも避けてください。

飲み終わったらすぐに洗い、袋にまとめて縛っておきましょう。できるだけ早く、ゴミ収集に出すのがベストです。

よかれと思った行動が逆効果になるケースもあり
ゴキブリ対策アイテムの中でも人気が高いのは、置いて使うタイプの駆除用エサ剤です。
エサを食べたゴキブリはもちろん、そのフンや死骸を食べたゴキブリにまで効果を発揮。一度設置すれば約1年効果が持続するのも嬉しいポイントです。

ひよさんによると、1年を超えて設置し続けると、ゴキブリを駆除する効果が薄れてしまうのだそう。
単なるエサとなり、むしろゴキブリを呼び寄せることにつながります。
より確実にゴキブリを退治したいなら、いつ設置してどのタイミングで交換するべきなのか、しっかりと把握しておく必要があるでしょう。
設置した場所を忘れないようにも注意してください。
ひよさんが伝えている5つの注意ポイントに対して、Instagram上では以下のようなコメントが寄せられています。
・タマネギは意外でした!これから気を付けます。
・駆除用エサ剤の放置は確かに不安。
・私はエサ剤を設置した場所と日付を一覧にしてメモしています!
家の中でも外でも、できればゴキブリは見たくないのが本音。少しでも遭遇率を下げるためには、日常的な対策が必須です。
ひよさんが教えているポイントの中で「やってしまっていた…」というものがあれば、まずはそこから改善してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]