ネット通販の普及などで配達数が増加する一方で、人手不足や再配達による宅配ドライバーへの負担増加が叫ばれる昨今。

特に夏場は激しい暑さに見舞われ、配達作業の過酷さが増すでしょう。

2025年6月下旬、過酷な作業に従事する中、届け先で見せた配達員の様子がつづられたXの投稿に、21万件を超える『いいね』が寄せられています。

依頼主の前で配達員が涙したワケが…?

エピソードを投稿したのは、ロックバンド『milktub』のメンバーとして活動する、bamboo(@bamboo_milktub)さん。

ある日、bambooさんが依頼していた荷物を届けに、若い男性配達員がスタジオへやってきました。

配達員の顔色があまりに悪いことに気付いたbambooさん。心配になり、『あるモノ』を配達員に手渡しました。

すると、配達員が突如、涙を流し始めたのです。bambooさんが、何を手渡したかというと…。

号泣する配達員 依頼主から受け取ったモノに「泣いた」「沁みるね…」
ポカリスエットの写真

※写真はイメージ

冷えた『ポカリスエット』…!

スタジオで冷蔵して常備していた清涼飲料水を、機転をきかせて差し入れした、bambooさん。配達員のまさかの涙に、驚かされたといいます。

配達員は暑い中、重い荷物を抱えて駆け回り、心身ともに疲れ果てていたのかもしれません。

心身ともにしんどい中で、人の優しさに触れれば、感情が高ぶるのも無理はないでしょう。

bambooさんは投稿で「酷暑の中で頑張って配達してくれた彼に、幸あれ」と『粋』なコメント。

また、「外で働く物流関係の方がいるおかげで現在の生活が維持できている。感謝しかない。1本の冷えた『ポカリスエット』で、彼が『もうちょっと頑張ろう』と思えたなら嬉しい」と思いをつづっていました。

bambooさんの優しさで報われた配達員の様子を描いた投稿には、多くの人が心を動かされたようです。

・なんてかっこいいんだ…!

・配達員さんは嬉しかっただろうなあ。人の優しさが必要な人に届きましたね。

・泣きました。つらいことがあった時に不意な優しさを感じると沁みるんだろうな…。

・自分は配達員だけれど、差し入れをしてくれる人はマジで『天使』に見える。

bambooさんから飲み物をもらった瞬間は、暑さではなく、人の温かさを感じられたであろう配達員。

しんどい中でも仕事を頑張る活力を得られたことでしょう!

なお、bambooさんが所属するロックバンド『milktub』は、同年7月にライブを開催予定です。

[文・構成/grape編集部]

編集部おすすめ