普段何気なく歩いている道には、交通事故を防ぐためのアイテムが設置されていることがあります。
車道と歩道の間や敷地の境界などにおいて、車の進入を抑止するために置かれる車止めポールも、そのうちの1つです。
tera(@DoyonoJun)さんが岡山県で見つけ、Xで公開した車止めポールに、10万件を超える『いいね』が寄せられました。
一般的に車止めポールといえば、アーチ型や擬石風といったシンプルな見た目を想像するでしょうが、一風変わったデザインをしていて…。

「岡山県では、退治した鬼から取り上げた金棒を車止めのポールに転用している」
teraさんがそうつづった通り、昔話『桃太郎』に登場する鬼が担ぐ、金棒のような形をしているではありませんか!
『桃太郎』の原型ともいわれる『桃太郎伝説』発祥の地として広く知られている、岡山県。
街中では、『金棒型車止めポール』のほかにも、『桃太郎』にちなんだモニュメントなどがいくつか見られるそうですよ。
投稿を見た人からは、このようなコメントが寄せられています。
・岡山出身だけど、初めて気付いたわ。
・これぞ、サステナブルですな!
・岡山県民、恐ろしや…。
また、ほかには「島根県は銅鐸(どうたく)を転用していた」「水戸だと余った藁納豆(わらなっとう)が転用されていますね」など、全国各地で『ご当地車止めポール』の目撃情報もちらほら。
帰省先や旅行先などで、車止めポールに目を向けてみてください。土地柄が現れているデザインを見つけることができるかもしれませんよ!
[文・構成/grape編集部]