海岸に打ち上げられた漂着物を観察したり、拾い集めたりする活動『ビーチコーミング』。

貝殻や陶片などのほか、時には海外から流れ着いた珍しいモノが見つかることもあり、『お宝探し』のような気分を味わえるといいます。

めぇち(mechi.treasure)さんも愛好家の1人。自身のInstagramで、ビーチコーミングを楽しむ様子などを投稿しています。

海岸で見つかった『お宝』が?

ある日、海岸を探索していた、めぇちさん。

すると、岩場で薄い緑色の透明な小瓶を拾ったのです。

海岸を歩く女性 拾ったモノに…「すごい」「奇跡だ」
小瓶の写真

コケだらけにはなっていますが、割れている箇所は見当たりません。『お宝』の予感に、胸が高鳴ります。

海水で軽く洗ってみると、ある文字が刻まれていたのです。予感は的中し、貴重な小瓶であることが判明しました。

その正体は…。

※動画はInstagram上で再生できます。

明治時代に使われていた白髪染めでした!

刻まれていた文字は『君が代』。1905年に創業した『山吉商店』が、1910年に販売した白髪染めで、商品名が『君が代』だったようです。

海岸を歩く女性 拾ったモノに…「すごい」「奇跡だ」
小瓶の写真

100年の時を超え、当時使われていたモノが原型を残したまま見つかるのは、歴史ロマンを感じますね…!

投稿した動画には、3万件を超える『いいね』が付き、多くのコメントが寄せられました。

・すごい!時空を超えた奇跡の出合いですね…。

・海で拾えるということは、里山から流れていったということでしょうか…。そんな物語を想像すると、感動します!

・初めて知りました。美しいね。

・遠い昔に思いを巡らせる…。ロマンチックですね!

夏になると、海に足を運ぶ機会がさらに増えるでしょう。

足元に目を凝らすと、未知の出合いがあるかもしれませんよ…!

[文・構成/grape編集部]

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