料理のレシピには、卵黄のみを使うものがあります。

卵黄のみを多く使う料理の場合、そのぶん卵白ばかりが残ってしまいますが、捨てるのはもったいないですよね。

卵白が残った時、どのように対処するとよいのでしょうか。

冷凍食品のパイオニアである、株式会社ニチレイフーズ(以下、ニチレイフーズ)協力のもと、残った卵白の保存方法などを紹介します。

卵白の保存方法

ニチレイフーズのウェブサイト、冷凍で食を豊かに『ほほえみごごはん』では、卵白が余ったら「冷凍するのがおすすめ」と紹介しています。

【卵白の冷凍保存の方法】

1.深さのある小さめの容器にラップをふんわりとかけ、中央をくぼませる。

2.ラップのくぼみに、卵白1個ぶんをそっと入れる。

3.そっとラップの端を持ち上げ、なるべく空気が入らないよう茶巾絞りのようにラップをねじり、輪ゴムで留める。

4.冷凍用の保存容器に並べて入れ、蓋をして冷凍する。

ニチレイフーズによると「冷凍庫で1か月程度は保存が可能」とのことです。

余った卵白、捨てないで! ニチレイフーズが教える『3つの使い道』で、もうムダにしない
卵の写真

※写真はイメージ

残った卵白の使い道3選

では、残った卵白はどのように使えばいいのでしょうか。ニチレイフーズによれば、以下の使い道がおすすめとのこと。

1.スープの仕上げに入れる

余った卵白は汁物に加えて、卵スープにするとよいです。

鍋でスープや味噌汁を作り、煮立ったところに卵白を加え、火を通します。鍋に入れる直前に卵白を箸などで軽くかき混ぜておくと、卵がふんわりと固まりやすいです。

2.つくねやハンバーグのつなぎにする

冷凍した卵白は、つくねやハンバーグなどの挽き肉料理のつなぎとして使うことも可能。

自然解凍した卵白を肉ダネに加えて混ぜれば、ふんわりとジューシーな仕上がりになります。

3.メレンゲにする

クッキーやマカロン、シフォンケーキなどを作る時に使う、メレンゲ。メレンゲ作りには、一度冷凍してから半解凍した卵白を使うのがおすすめです。

卵白は冷凍すると粘り気が弱まり、空気が入りやすくなるので、ハンドミキサーなしでもすばやく泡立ちます。

冷凍した卵白は1個ぶん(約25g)につき、冷蔵庫に3時間30分ほど置いておくと、半解凍の状態になりますよ。

卵白ばかり残ってしまったら、冷凍保存するか、汁物やメレンゲなどに使ってムダなく食べてくださいね。

[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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