持ち主をいろいろな場所に連れて行ってくれる、車。安全に使うためにも、一人ひとりが交通ルールを守ることが大切です。
そのため、道路のあらゆる場所には標識が設置されています。
2022年6月、まじん(@mazinhimazin)さんが熊本県で目にしたのは、安全運転を呼びかける電光掲示板。
ドライバーに向けて注意喚起を促すメッセージが表示されたもので、目にする人も多いはずですが、表示されていた内容に反響が上がりました。


きっと、元ネタを知らない人は「ちょっと変わったいい回しだなあ」程度に感じるでしょう。
実はこのメッセージ、同年5月に公開された映画『シン・ウルトラマン』のセリフをパロディしたものだったのです!
俳優の山本耕史さんが演じる、メフィラス星人の「私の好きな言葉です」というセリフは、映画を観た人の間で大流行し、『メフィラス構文』としてネット上で話題に。
電光掲示板を管理する熊本県警の担当者も、メフィラス星人のセリフを気に入って、メッセージに採用することにしたのでしょう。
投稿はまたたく間に拡散され、ユーモアあふれる注意喚起に称賛の声が上がりました。
・めっちゃ吹いた。熊本県はメフィラスに侵略されたのかな!?
・自分もこれを見た!「担当者は『シン・ウルトラマン』を観ただろ!」って笑った。
・「熊本県だろうな」と思って見たら案の定だった。お主やるな!
これまでもドラマ『半沢直樹』やアニメ『鬼滅の刃』、など、流行したコンテンツや時事ネタのパロディを、電光掲示板で披露してきた熊本県警。
2024年11月には、アイドルグループ『timelesz(タイムレス)』の菊池風磨さんの発言で話題になった『菊池風磨構文』を取り入れて、注目を集めました。
「次はどんなネタを披露するんだろう?」と気になったドライバーが電光掲示板をチェックするため、交通安全にひと役買っていること間違いなしです!
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[文・構成/grape編集部]