掃除を楽にするライフハックの1つとして、『巾木や隙間にマスキングテープを貼る』という方法を見たことはありますか。
汚れを防止して、掃除の手間を省くのに便利な方法として知られていますが、実は思わぬ弱点があるそうです。注意が必要な理由と対策を見てみましょう。
マスキングテープを使った便利技の意外な弱点とは
巾木や隙間にマスキングテープ(以下、マステ)を貼る方法は、賃貸住宅でも試しやすい印象があり、実践している人も多いかもしれません。
しかし、掃除のテクニックを多数発信している、こまち(komachi_kurashi_)さんによると、巾木や隙間にマスキングテープを貼る場合には注意が必要なのだそうです。
1.巾木にマステを貼る場合
巾木にマステを貼れば、ホコリ防止になり掃除の手間を軽減しやすいとされています。しかし、貼りっぱなしにするのは避けたほうがいいでしょう。

長時間貼っていたマステを剥がすと、巾木にのりが残ってベタベタしたり、接していた壁紙が剥がれたりする可能性があります。

マステは、半年から1年に1回の頻度で貼り替えるようにしてみてください。大掃除のルーティンに組み込むのもいいかもしれません。
2.隙間埋めにマステを貼る場合
コーキング部分に隙間が空いている場合、隙間に汚れが溜まらないように、マステを貼るのも便利なアイディアです。

しかし、これも放置するのは厳禁とのこと。
マステに水分や汚れが溜まり、カビの原因になりかねません。また、剥がす時に剥がしにくくなったり、塗装が取れたりするトラブルが起こることもあります。

3か月に1回程度の頻度で、マステを貼り替えるのがおすすめです。
「知ってよかった」の反応も
『バズ技』の思わぬ落とし穴と対策に、興味を持った人は多かったようで、投稿には以下のようなコメントが寄せられました。
・デメリットを教えてくれてありがたいです!
・つい放置しちゃうんだよね…。
・昨日お風呂に貼ったばかり!
懸念点を事前に把握しておけば、こまめに取り替えることを意識できるはずです。対策しながら上手に取り入れましょう。
こまちさんは、このほかにも多くの掃除技や便利情報を発信しています。効率的な掃除や便利グッズに興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]