あなたも一度は『セブンティーンアイス』という、アイスクリームを販売している自動販売機を見たことがあるでしょう。
街中はもちろんレジャー施設などでもよく見かけますが、そもそもどこのメーカーのブランドなのか知らない人もいるかもしれません。
また、いつから展開しているのかも気になるところです。
本記事では、おなじみだけれど意外と知らないことばかりの『セブンティーンアイス』について紹介します。
誕生から40年を迎えた『セブンティーンアイス』
実は『セブンティーンアイス』は、江崎グリコ株式会社(以下、江崎グリコ)が展開するブランド。
「『セブンティーンアイス』は知っているけれど、メーカーが江崎グリコだとは知らなかった」という人もいるかもしれませんね。
そこで江崎グリコに『セブンティーンアイス』の歴史について聞いてみました。

※写真はイメージ
――『セブンティーンアイス』はいつから販売しているブランド?
1985年から自動販売機での販売を開始しました。
――誕生の経緯やコンセプト、また名前の由来は?
発売当時はアイスが『子供向けイメージ』の商品でした。
そこで『17歳の学生』をイメージして、17種のバラエティ豊かなラインアップで、なおかつワンハンドで楽しめるアイスをコンセプトに誕生しました。
――幅広い種類も特徴。現在何種類のフレーバーを展開している?
これまでにどのくらいのフレーバーがあったかは答えられませんが、2025年現在は約24種類のフレーバーを展開しています。
一人ひとりのお客さまに『また立ち寄りたくなる存在』になれることを目指し、場所や季節に応じて、並べるラインアップを変化させています。
――特に人気のフレーバーは?
2024年度の人気ランキングは、以下の通りでした。
1位 クッキー&クリーム
2位 カラフルチョコ<ミルク>
3位 濃厚いちご
4位 ワッフルコーンショコラ
5位 チョコミント
人気のフレーバーだけでなく、ぜひ今の気分に合わせたフレーバーを『セブンティーンアイス』の自動販売機で召し上がっていただきたいです。
自動販売機で販売しているアイスでおなじみの『セブンティーンアイス』は、江崎グリコが1985年から展開している、歴史あるブランドでした。
ちなみに、『セブンティーンアイス』は専用の自動販売機のみで販売しているため、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどのショーケースからは購入できません。
もし外出先などで見かけて、「最近買っていない」という人は、久しぶりに食べてみてはいかがでしょうか。
ワンハンドで楽しめる独自の形状に懐かしさを感じるかもしれません。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]