シャキシャキとした食感とやさしい甘みが魅力のアスパラガス。そんなアスパラガスを、「もっとおいしく食べたい」と思いませんか。
さまざまなライフハックを発信する、よう(you.kaiteki_life)さんがInstagramで紹介している方法で調理すれば、アスパラガス本来の甘みをより引き出せます。
ひと工夫でアスパラガスの味わいがグンとアップするテクニックを、早速見ていきましょう。
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アスパラガスを塩水に浸けるだけ!
アスパラガスは部位によってかたさが異なるので、そのまま調理すると火の通りにムラが出てしまいます。
おいしく仕上げるために大切なのが、下処理です。
まず、根元から4~5cmを目安に、かたい部分の皮を薄くむきましょう。ピーラーを使えば手早くきれいにむけます。

皮をむいたら、根元のかたい部分を包丁で切り落としてください。

切り落とした根元部分には旨みが詰まっているので、スープなどに活用するのもおすすめです。

アスパラガスの甘みを引き出すために塩水に浸けましょう。塩には、甘みや旨みを引き立てる効果があるそうです。
アスパラガスをゆでる時にも塩を使いますが、ゆで時間が短いので表面にしか塩味が付きません。塩水に浸けておくことで、中まで塩が浸透します。

塩水に浸けた後、塩を加えたお湯で1分30秒を目安にゆでてください。下味が付き、鮮やかな色にゆであがります。

そのまま食べるのはもちろん、マヨネーズを付けてもおいしく食べられるでしょう。

焼きアスパラガスのレシピ
アスパラガスは、焼いてもおいしく食べられる野菜です。ようさんは、『焼きアスパラガス』のレシピも紹介しています。
アスパラガスにオリーブオイルと塩を適量振りかけましょう。

油を引かずにフライパンで焼き、焼き色が付いたら完成です。


ひと手間加えるだけで、甘みや旨みが最大限に引き出されたアスパラガスを楽しめますよ。
おいしいアスパラガスの選び方と正しい保存方法
アスパラガスは、全体にハリがあり、濃い緑色でみずみずしいものを選びましょう。
茎は太めで穂先がしっかりと締まり、真っ直ぐ伸びているかどうかもチェックするポイントです。
反対に、切り口が乾いていたり筋っぽくなったりしているものは、繊維がかたくなっている証拠なので選ぶのを避けたほうがいいでしょう。
おいしさを保つためには、購入後の保存方法にも配慮が必要です。
切り口が乾くと食感が筋っぽくなってしまいます。端を少し切り落とし、湿らせたペーパータオルなどで包んでからビニール袋に入れましょう。冷蔵庫の野菜室に立てて保存してください。
一度に食べ切れない場合は、生のままではなく、かためにゆでてから保存するのがおすすめです。密閉容器に入れて、冷蔵または冷凍保存しましょう。
選び方や保存方法も工夫して、アスパラガスのおいしさを楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]